留学先の豪州での一枚

2020年10月22日 16時16分

【受験生へエール】教えて、先輩!経営学部ってどんなトコ!? Vol.8 正富康一さん(4年・東京都出身)

    RSS(後輩の就職活動をサポートスタッフ)としても活躍している正富さんに聞いてみました!

    高校時代の私
     野球部に所属していました。当時は、「甲子園優勝」の目標に向け、また高校野球を通して「社会に通ずる人間形成」をするとの目的を掲げる野球部において、日々の練習を通し技術と人間力を鍛えていきました。その為、高校生時は勉学に関しては最低限度の学習しかしていなかったと思います。しかし、大学生では野球を通して培った忍耐力が大変活かされ、勉学において学部成績優秀者を3回取ることが出来ました。このことから、高校生時代に何かに全力で取り組むことの大切さを改めて実感しました。

    経営学部に入学した理由
     高校野球部を引退し、将来の進路を企業就職としました。しかし、高校生当時は興味のある業界は一切決まっていませんでした。その為、まずは企業活動で重要なヒト・モノ・カネの3大資源の活かし方や、金融や簿記などの基本知識を習得する必要性があると考えました。加えて、経営学部では企業の方や他学部提携のアクティブラーニング形式の授業があることを知りました。その為、能動的な学習やグループワークを通し、チームでの課題の解決力や協調性を身につけていきたいと考えたので、経営学部を志望しました。

    経営学部の学びで得られたこと
     私が経営学部の学びから得られたことは2点あります。1点目は「人間主義経営」という学部のテーマとなっているものを、私なりの考えを確立できたことです。4年間の学びを通し、私は人間主義経営とは、「人間が主体となって関わる全てのモノ・コトに対して配慮を持ってマネジメントをしていくこと」だと考えました。例えば、人権を尊重した労務管理やグローバル課題を解決するための資金の使用や運用、事業を通して利益の追求のみならず社会の発展も望むことなどが挙げられます。実際の経営者では、渋沢栄一さんの「論語と算盤」(倫理と経済の合一)といった思想が人間主義経営と類似すると考えます。
    2点目は「金融」について学びを深められたことです。日本の義務教育では学習することのない分野であったので、非常に興味がありました。実際に中村ゼミでの学びを通し、社会課題を解決するためにもお金が必要不可欠という事を学んだときは衝撃を受けました。そして、お金を利益の追求のみに用いるのではなく、社会課題解決や社会貢献の為に、融通(使う)していくことが大切であると学びました。
    また、近年では持続可能な社会の構築やSDGs、ESG投資の概念も社会に浸透し始めています。その為、当学部が掲げる「人間主義経営」は今後ますます必要性が高まってくると思います。このように、社会の将来性に適した学びをゼミや学部の授業を通して学習でき大変貴重な学びとなりました。将来企業就職を考えている皆さんにとってとても良い学びができると思います。


    今後の抱負
     創価大学の発展の為に社会で結果を出し続けていきたいです。加えて、この4年間で学んだ「人間主義経営」を体現していけるように挑戦していきます。私は2021年4月より空調設備会社に就職します。空調の利用には社会課題である環境問題が密接に関わってきます。その為、空調設備の仕事を通し、環境問題解決に貢献していけるよう尽力していきます。そして、どこまでも創価大学での学びに誇りを持ち、どんな困難にも負けじ魂で打ち勝っていく決意です。

    受験生へメッセージ
     まずは、ここまで記事を読んでくださり誠にありがとうございます。コロナ禍で先が見えづらく不安が大きくなる一方で大変な状況であると思います。しかし、「大変」な時であるからこそ、人は「大きく変われる」時でもあると思います。この受験勉強を通し、自身の大成長を信じ1日1日前進していってください。大きく変われたその先にはきっと明るい未来が待っていると思います。希望の大学・学部へ合格できるよう頑張って下さい!

    ページ公開日:2020年10月22日 16時16分
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