2020年12月02日 16時59分

【受験生へエール】教えて、先輩!経営学部ってどんなトコ!? Vol.17 渡辺 智慧さん(4年・千葉県出身)

    実社会と直結している学問が経営学―人々が安心して活動できる環境づくりをすることが目標!

    高校時代の私

    私は創価高校へ進学するため、中学卒業後は地元の千葉県を離れて寮で3年間過ごしました。高校生活はバスケ部のマネージャー、勉強、寮の運営が主な活動でした。特に勉強面は寮のおかげで頑張れていました。寮は2人部屋で、日々黙々と机に向かい勉強に励む先輩の姿が常に隣にありました。そんな姿と結果で手本を示して下さる先輩に憧れ、私も寮にいい影響を残そうとの思いで勉強に励んでいました。常に人に囲まれている環境下で、時には人と比べて自分を卑下してしまうこともありましたが、寮生や寮母さん・先生方の親身な姿勢と言葉によって乗り越えることができ、周囲の人への感謝を実感した高校時代でした。

     

    経営学部に入学した理由

    私は創価高校からの推薦試験で創価大学経営学部へ入学しました。経営学部に決めた理由は、勉強分野の広さに魅力を感じたからです。正直、私は高校3年の時点で将来なりたい職業を決めきれていませんでした。ただ漠然と「ほっと一息できる空間やサービスを提供したい」という理想を抱えていました。そこで調べていくと経営学部では人や組織・お金・情報・モノなどの管理の仕方、活用の仕方を学んでいくと知り、その幅広い勉強分野の中に自分の将来像を具体的にするヒントがありそうだと感じました。また、経営学部のこれらの勉強範囲はどの業界の企業でも共通して必要となる知識だろうと思い経営学部に決めました。

    経営学部の学びで得られたこと
    経営学部の学びを通じて変わったことは、「世の中に関心を持つようになったこと」です。具体的には、ニュースの内容に授業で学んだ経営用語が出てくると自然と反応するようになりました。特に3.4年次のゼミ活動で経営戦略論を勉強したため、企業の合併・買収や新規事業の拡大などのニュースを通じて、その業界をとりまく社会状況や企業の意図が少しずつ理解できるようになりました。もし経営学を勉強していなかったら、このような話題や世の中で起きていることにそこまで興味を持たなかったと思います。そのため、経営学部の勉強は私に「世の中に興味をもつきっかけ」を与えてくれたとともに、改めて経営学は私たちが生活する実社会と直結する学問だと実感しました。

    今後の抱負

    目標は大きく2つあります。一つ目は「人々が安心して活動できる環境をつくること」です。卒業後は警備会社で働きます。私の職種は、通報内容を確認し警備員を手配する司令塔のような役割です。この仕事を通じて今後は私が安心・安全を守る側になることで、お世話になった方々へ恩返ししていきます。二つ目は「就職先で創価大学生をまた採用したいと思ってもらうこと」です。理由は、就職活動の際、就職先の同じ職種で働いている創価大学経営学部の先輩にお世話になったからです。私は周囲より遅れて就職活動を始めました。それは、本来予定していた留学がコロナウイルスの影響で中止になったため、急遽卒業年度を一年早めて就職活動に切り替えたからです。こうした事情の中での就職活動であったため、実際に働いている先輩とお話しできる時間は大変貴重なものでした。そして選考の面接でその先輩の話をすると、人事部の方が非常に明るい反応をしてくださり、先輩が職場で信頼を築いていらっしゃることを実感しました。こうした体験から、私も母校や後輩のため、自らの姿を通じて「また創価大学生を採用したい」と思ってもらえるような行動をとっていく決意です。

     

    受験生へメッセージ

    受験生の皆さん、毎日の勉強本当にお疲れ様です。創価大学は自ら行動をおこせばおこすほど、自分が変わる大きな「きっかけ」となる出来事や人に出会える場所です。ぜひ自分の変化にワクワクできる大学生活を楽しみにしていて下さい!悩みもある中だとは思いますが、時にはリフレッシュして自分自身を励ましながら、心身ともに健康第一で受験勉強を乗り越えられますよう陰ながら応援しております。

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    https://www.soka.ac.jp/business/about/interview-students/interview-students/

    ページ公開日:2020年12月02日 16時59分
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