木野親之(株式会社パナソニック終身客員)氏による特別講義を開催
4月22日(木)に創価大学経営学部では、2年生を対象として、必修科目「人間主義経営演習」の中でパナソニック株式会社終身客員であり元松下電送社長の木野親之氏による特別講義を開催しました。
木野親之氏による「真の王道の経営こそ人間主義経営」をテーマとした講演では、苦難の連続であった松下電器の経営史を振り返り、松下経営哲学と人間主義の共通点である人間の為の経営の重要性について語られました。
木野氏は、「企業にとって最も大切な経営資源は人であり、「企業=人」と結論づけることができます。そして、「人間主義の経営」とは「人」が主役の経営であり、「人に光を当てる経営」であります。また、王道の経営とは、「人間主役の経営」であり、「人間に光を当てる経営」であります。そして、この王道(大道)の経営こそ人間主義経営であります。だから、人を幸せにし、事業を必ず成功させることができるのです」と語られました。
また、あわせて松下電器の創業者である松下幸之助が創立者を求められ、20年間に30数回の交流を続けられた「知られざる友誼の歴史」について、会見に同席したさまざまなエピソードを語ってくださいました。
受講した学生からは「人を幸せにする経営に関する概念を始めてお聞きし、自分なりにその深い内容をより一層理解できるよう努力してまいります」等、木野氏の言葉に,学生たちは深い感銘を受けていました。