2022年04月21日 20時00分

「人間主義経営演習」特別講義開催(本学名誉教授山中馨先生)

    4月21日(木)に開催した、創価大学経営学部・必修科目「人間主義経営演習」の授業(2年生対象)にて、創価大学名誉教授山中馨先生に「人間主義経営と社会紐帯の時代 」と題して特別講義を行っていただきました。

     山中先生は、創価大学経営学部にて長年教壇に立たれ、「人間主義経営」を開拓し、多くのご研究・教育実践を重ねてこられました。「人間主義経営演習」の前身である「人間主義経営論」を2003年4月に開講されたのも山中先生であられます。
     本講演では、冒頭で「コロナ時代」とロシアのウクライナへの軍事侵攻について触れられ、創立者の「危機の打開を目指すポジティブな動きを希望の光明として捉え、その輪を皆で広げていくことが大切になります」という言葉を用い、今こそ紐帯(human connection)が肝要であり、人間主義の思想が求められる時代であるとお話しいただきました。
     また、人間主義哲学は実践哲学であり、理想的な未来社会の構築を目指すものであると述べられ、「池田人間主義」の特徴として山中先生が提唱されている「生命尊厳」の思想、「全体人間」を理想像とする人格の陶冶、「自他ともの幸せ」を目指す実践哲学について解説いただきました。これらは、あらゆる生命の尊厳に至上の価値を置き、豊かな精神性を不断に鍛え上げようとする人格によって、自他共の幸せの確立を実社会の中で具体的に実践していくことであり、世界平和を目指すものであると伝えられました。
     ご講演では、コロナ禍がもたらした経済低迷、メンタルヘルスへの影響、ジェンダー格差、更には地球温暖化の課題についても触れられ、真の幸せのために地球大に開かれた「連帯意識」を確立する必要があると述べた上で、受講生に「具体的なアクションを考えて欲しい」と呼びかけられました。

     授業終了後、受講生からは、「今回学んだ人間主義を経営に生かし、様々な社会的課題に挑戦して、世界と人類の平和に貢献できる人になりたい」「人間主義経営の中で、経済は競争では繁栄しないということを知ることができた」「経営者や国のトップが人間の尊厳を第一に考えるようになれば最終的にSDGs達成にも近づくのではないかと思う」などの感想が共有されました。



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    ページ公開日:2022年04月21日 20時00分
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