経営学部「Global Program Foundations」の授業にてワルシャワ日本語学校共同設立者の坂本龍太朗氏にご講演いただきました!

11月24日に創価大学経営学部「Global Program Foundations」の授業にて、ワルシャワ日本語学校共同設立者の坂本龍太朗氏にご講演いただきました(オンライン)。坂本氏は、ポーランドにて日本語学校を運営する傍ら、ポーランド日本語教師会事務局長も務め、和太鼓や書道などの日本文化の普及にも尽力されています。また、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻後は、ウクライナ人に対する支援を活発に行っており、日本のメディアでも活動が頻繁に紹介されています。
本講演にて、坂本氏は、ご自身の米国、ベラルーシ、ポーランドでの留学経験を踏まえて、言語学習や異文化理解の意義についてお話しされた他、ウクライナ語とロシア語を話せることにより、現在のウクライナの避難民に対する支援の幅が広がっていることにも触れられました。また、学ぶことの目的について、「自己の利益のためだけの学習に留まっていてはいけない。より良い世界を後世に残すために、学びで得たことを社会で活用して欲しいと」と受講生に訴えました。更に、時折自分がマイノリティーになる場所に身を置いて、立場の弱い人の気持ちを理解することが大切だと説明されました。
授業終了後、受講生からは、「通訳に頼らず、自分の言葉で多くの人とコミュニケーションできるようになりたい」「英語だけでなく、自分の好きな言語も学ぼうと決心しました」「留学してマイノリティの立場に立って物事を考える練習をしたい」「日本のことをよく知って、説明できるようにしたい」「自分が何をしたいのか、何をしなければならないのかを分析したい」等の感想が共有されました。