経営学部授業「Global Program Foundations」にてTodor Yalamov先生の講義を開催!

この度「Global Program Foundations」の授業にて創価大学の客員教授としてブルガリアより来日しているTodor Yalamov先生にご講義いただきました。Yalamov先生は、eビジネスおよびゲーミフィケーションがご専門で、故郷ブルガリアのソフィア大学では、経済・経営学部の研究・イノベーション担当副学部長、MBAプログラムのディレクサーを務めていらっしゃいます。また、2021年にはブルガリアのアントレプレナーシップ・ワールドカップのナショナル・オーガナイザーにも着任されています。
ご講演では、まず元大相撲力士の琴欧州や明治ブルガリアヨーグルトなどについてお話しいただき、受講生はブルガリアと日本の関係について理解を深めました。次に「6つの帽子思考法」(Edward de Bonoが1985年に発表)をご紹介いただきました。これは、6つの典型的な思考パターン(帽子)を意識することによって、建設的な意思決定や議論の活発化を可能にする発想・思考法です。Yalamov先生はゲーミフィケーションを活用した教育・研究活動の一環で、学生らと「6つの帽子思考法」のアプリケーションを開発しており、本授業では実際に受講生がアプリケーションを活用して自分達の思考スタイルを確認しました。
Yalamov先生からは、自分の思考スタイルは自分の強みであり意識して活用することでチーム活動に貢献できる一方で、状況を踏まえて他の思考スタイルを実践してみることも大切であるとご説明いただきました。
受講生からは、「あまりやりたくないけど、やらなければいけない勉強や課題などに少しゲーム要素を自分なりに足して、楽しく実行できるか実践してみたい」、「先生が強い組織はいろいろな人がいて成り立つとおっしゃっていましたが、いろいろな帽子をかぶっている会社は強い会社になるのではと思いました」などの感想が聞かれました。