創価大学から留学に行った4人で、レンヌの近くにあるモンサンミッシェルに行った時の写真です

2023年02月22日 10時00分

経営学部 グローバルプログラム「GP留学(レンヌ大学)」 学生リポート vol.10

    ~留学体験記(レンヌ大学) 学生リポート~
     今回は、経営学部グローバルプログラム留学(GP)でフランスのレンヌ大学に留学された
    経営学部(4年)池田香織さんに留学先の生活や留学を終えての思いをお話しいただきました。

    留学先・留学期間

    国:フランス(レンヌ)

    大学名:レンヌ第1大学 経営大学院(IGR-IAE Rennes Graduate School of Management - University of Rennes 1)

    留学期間: 2021年9~12月(4か月間)

    留学先での授業・体験

     レンヌ大学は第1と第2の二つの校舎がありました。私は第1にあるビジネススクールで、日本以外のさまざまな国から来た留学生や、フランス人学生の中でも英語で授業を受けるコースを履修している方たちと一緒に授業を受けました。そのため、先生の講義や授業中のグループワークなどは基本的にすべて英語で、リーディング・リスニング・スピーキングなどを幅広く鍛えることができました。また、私はレンヌ第2大学で放課後に行われるフランス語のクラスも履修しており、そこでは年齢も国籍もばらばらなクラスメイトと楽しくフランス語を学ぶことができました。


     学生との交流では、レンヌ大学の日本語クラスを履修しているフランス人学生と仲良くなることができ、彼女たちと一緒にカフェで勉強会をしたり、スケートをしに行ったりと、楽しい思い出を作ることができました。また、レンヌ大学で留学生の受け入れや企画を行ってくださる団体の学生さんが、私たち日本人学生をいつも気にかけてくれて、レンヌ市内のさまざまなところを案内してくれました。


     授業外では、文化に触れたいとの思いから、音楽ライブや美術館の鑑賞、教会などの歴史的建造物の見学などを積極的に行いました。コロナ禍ではありましたが、旅行もフランス国内、ベルギー、ポーランドなどに行くことができ、美味しいものをたくさん食べ、世界遺産もいくつか訪問することができました。

    留学先の感想・気づき

     留学先での経験を通して、私は新たな価値観を数多く知ることができました。たとえば、私は留学先で就職活動の準備を行っていましたが、レンヌで知り合う学生は、大学院への進学を希望する方や、一度社会経験を積んでから学び直している方が多くいらっしゃり、自身が大学を4年間で卒業して就職しようとしているのはなぜなのか、本当にしたいことは何か、などを改めて問い直す機会になりました。
     

     また、働き方も日本とレンヌでは大きく異なり、飲食店以外の店は20時頃にはほとんど閉まっていたり、スーパーマーケットの店員さんは閉店時間の5分前にはお客さんを帰し始めたりしていました。これは、プライベートの時間を大切にするという価値観からのようで、レンヌの学生と話した時も、家族や友人との時間を非常に大事にする文化があることを学びました。このことから、自身が日々の中で何を大切にしたいのかを考え、周りに流されずに自分らしく生活することの重要性を学ぶことができました。

    受験生・留学を考えている皆さんへメッセージ

     留学をして、日本では知れなかったこと、経験できなかったことをたくさん得ることができました。良いこともそうではないことも沢山ありましたが、毎日が新鮮で楽しかったです。また、それらを通して、良い意味で失敗に寛容になれたり、自信を持てたりするようになれたのも、個人的には大きな変化であったと思います。少しでも興味のある方は、何事もやってみないと分からない、との気持ちで、ぜひ留学に挑戦していただけたら嬉しく思います。
     

    ページ公開日:2023年02月22日 10時00分
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