2023年08月22日 17時00分

経営学部 2年生 授業「人間主義経営演習」にて、成果報告会開催!

     創価大学経営学部2年生の必修科目「人間主義経営演習」では、ゼミごとに4~5名のチームに分かれ、各チームが「人間主義経営」をキーワードとして企業経営や経済に関する諸問題についてテーマを設定し、調べて考察を行った上で1枚のポスターにまとめます。
     7月13日の授業では、各チームによる研究成果の発表としてポスターセッションを開催しました。授業では参加43チームを11ブロックに分け、各ブロックに4チームを配置し(1ブロックのみ3チーム)、各ブロック内で相互に発表を聴きあうという方式でポスターセッションを行いました。また、各ブロックには3年生のSA(スチューデント・アシスタント)が1名ずつ付き、SAが司会進行を担当しました。
     各チームによって創意工夫がなされたポスターおよび発表はいずれも見応え・聴きごたえがあるものでした。例えばあるチームは「ソーシャルビジネス」をテーマとし、現在の社会問題を提起した上で、社会問題を解決するために非営利組織とは異なるアプローチをとるソーシャルビジネスの事例を挙げ、ソーシャルビジネスがもたらす貢献および課題について発表を行いました。また各チームとも、チームとして考える人間主義経営の定義を掲げていましたが、それらは主に前半のゲスト講師による特別講義と人間主義経営に関する論文の購読から学んだことをもとにチーム内で議論され、考え抜かれたものでした。発表後は質疑応答を行い、各チームの発表についてさらに理解を深めていました。
     全チームの発表終了後、各ブロックの担当教員による講評があり、次いで「人間主義経営に関する思索の深さ」「情報収集力」「論理性」「着眼点」「プレゼン力」「質問対応力」の6項目をもとに学生による相互投票を行い、各ブロックから優勝チームを選出しました。惜しくも選出されなかったチームの発表も大変に優れたものでした。
     自ら課題を発見し、答えを導き出すことは、大学で学ぶべきものの中でも最も大切なものの一つです。ポスター作成の過程で学んだことを、ぜひこれからの学習に活かしていただきたいと思います。
    ページ公開日:2023年08月22日 17時00分
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