経営学部 グローバルプログラム「GP留学(ホーチミン市経済大学)」 学生リポート vol.13
~留学体験記(ベトナム ホーチミン市経済大学) 学生リポート~
今回は、経営学部グローバルプログラム留学(GP)でベトナムのホーチミン市経済大学に留学された
経営学部(4年)眞田智仁さんに留学先の生活や留学を終えての思いをお話しいただきました。
留学先・留学期間
国:ベトナム社会主義国
大学名: ホーチミン市経済大学 (University Economics of Ho Chi Minh city: UEH)
留学期間: 2022年9月~2023年月末
(9月~1月まで1セメスター目、1月末~5月まで2セメスター目)
留学先での授業・体験
1. 授業
私は、第1、2セメスターでそれぞれ2つずつ授業を履修しました。ベトナムの大学は日本と異なり、各授業の人数は45人程度と少人数制です。また、クラスのメンバーは、同じ時間割で過ごすため、日本でいう高校に近い形であり、そのためクラスメイト同士の仲もとても良いです。加えて、授業では初めの授業で6~8人ほどでそれぞれグループを作り、基本的にそのグループで授業内での課題や話し合い、また授業後の課題を取り組みます。そのため、留学生の私であってもグループのメンバーを中心に仲良くなることができ、クラスにも溶け込みやすかったと感じました。
2. 現地の学生との交流
先ほど述べた通り、授業をきっかけにグループの人を中心に現地の学生と打ち解けることが出来ました。授業中の休憩時間には、一緒に近くのお店に食べ物や飲み物を買いに行くのですが、現地の学生たちはとても親切であり、様々な美味しい食べ物や飲み物を私に教えてくれました。また、現地の学生の中には日本に強い関心を持っていたり、日本への留学を考えていたりする人が何人かおり、そういった学生たちと多く話し合うことで、たくさんの文化交流をすることが出来ました。
3. 留学生との交流
ホーチミン市経済大学には、創価大学以外からも様々な国の大学から留学生を招いており、私の滞在時には日本以外にドイツ、スイス、フランス、フィンランドの学生たちが在籍していました。私たちは留学生同士の交流も盛んであり、授業後などに夕食を共に食べ、留学生同士の共通の悩みやそれぞれが感じた自国とベトナムとの違いなどを語り合いました。
4. 授業外での経験
ベトナムで過ごすなかで、学校生活以外にも多くの学びがありました。特に私はクラスメイトとの交流を深めるために様々なイベントなどに参加したり、様々な場所に訪れたりしました。学んだことはたくさんありましたが、私が日本人留学生として経験し、感じたことの一つとして、ベトナム人の日本文化への関心の高さを感じました。例えば、イベントでは日本のアニメや漫画のキャラクターが多く使われていたり、日本の祭りなどをモチーフにしたブース、すしなどの日本食の販売が行われていたりしました。また、そういった場所に行く先々で友人が私のことを日本人と伝えると、どの人も目を輝かせて、「日本のことがとても好きです。」とおっしゃられていました。私自身、そういった経験のたびに日本の良さをベトナム人の方々から教えてもらいました。
留学先の感想・気づき
私は留学を終えた時に「楽しかった」という思いが一番に強くありました。留学中、苦労したことや大変だったことも全くない訳ではありません。しかし、私にとってはとても良い経験として「楽しい」経験に含まれていると考えています。その裏には、日本やベトナム現地の方々など多くの支援があったことも大きな要因です。今後はその思いや感謝を忘れず、今後の活動に活かしていきたいと思います。
受験生・留学を考えている皆さんへメッセージ
私は、今回縁あってベトナムに留学させていただきました。留学は、多くの学びが得られることを事前にお聞きしていましたが、自分が思っている以上に思いがけない幅広い経験や学びがありました。個人的には少しでも興味があるのであれば、ぜひどんどん挑戦していっていただきたいと思います。