経営学部「専門基礎演習」の授業にて、ゲートキーパー講習を行いました!
12月3日、創価大学経営学部「専門基礎演習」の授業にて、公認心理師であり、認知行動コンサルティングオフィス代表の岩野卓氏をお招きし、ゲートキーパー講習を行いました。
ゲートキーパーとは、周囲の人の変化に気づき、悩みや不安を抱えている人が専門的な支援につながるようにサポートする役割を担う人のことです。講習には、一般学生33名、「専門基礎演習」受講生27名、八王子保健所職員10名、東京八王子ビートレインズ職員3名の合計73名が参加しました。
本講習では、若者の自殺を予防、減少させるため、創価大学生が周囲の人の自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応ができるようになるための方法を学びました。具体的には、ゲートキーパーの心得として「傾聴」、「心配していることを伝える」、「繋ぎ先の相談機関を知っておく」、「自身の健康管理、悩み相談をする」を学びました。また、実際に友人から自殺の相談をされた時の対処法について理解を深めるグループワークを行いました。受講者は、真剣な眼差しでワークに取り組み、ゲートキーパーの役割の重要性について認識を深めました。
事後アンケートでは、「どうしたら良いか分からなくなっても、今回の講義を思い出して実際の行動に移したり、自分自身も支援の場を活用できるようにしていきたいと感じた」などのコメントが寄せられました。
「専門基礎演習」受講者が、本授業で学んだ社会変革をもたらすリーダーシップを発揮できたイベントとなりました。