本学キャリアセンターの主催で、全学年を対象とした「アントレプレナーシップ養成講座」が8月2日（水）に創価大学中央教育棟AW302教室と、オンラインのハイフレックス型式で開催されました。
　本講座は、近年、大学での学部の設置や教育プログラムとして注目されている「アントレプレナーシップ」を学ぶことにより、起業を目指すだけでなく、課題解決の思考を習得することを目的としています。昨年に続き2回目の開催となった今回は、対面20名、オンライン30名の合計50名の学生が参加しました。民間企業への就職を経て、その後、起業をされた株式会社日淺 代表取締役社長の日淺光博さん（2002年卒業・28期生）を講師に迎え、自身の起業体験を通し、アントレプレナーシップを持ち、どのように起業をしたのかなどを紹介しながら、起業に向けたネクストステップや起業家精神の重要性をお話しいただきました。
 
参加した学生からは次のような声が寄せられました。

• 物事を成功させるために必要なマインドやプロセスを知ることができました。（理工学部4年生）
• 実際に企業しようと思っても何から始めていいのか、何が今の自分に出来るのか全く分かっていない状況でしたが、今回の講義を受けて、自分の興味があるものや、世界の起業家を調べることから始めてみたいという発見がありました。（教育学部1年生）
• 「経営者は決断力が重要」という言葉に共感しました。その決断をするにあたって、情報収集・分析・仮説検証で最適だと思える選択をできるだけスピーディーにこなすことが経営層の舵取りの責任であると再度、実感することができました。（法学部3年生）

■講師プロフィール
日淺光博
株式会社日淺 代表取締役社長 / Founder
大学卒業後、ベンチャー企業2社でITコンサルタントを経験。2012年に起業。公益財団法人九州経済調査協会アドバイザー、三越伊勢丹グループ会社顧問などを歴任。直近2年間で40社以上のDXプロジェクトに関わり現在に至る。DXに特化した情報発信やデジタル人材育成動画を配信する「DXacademy」を２月開校予定。
著書：『難しい話はいいのでDXがうまくいく方法だけ教えてください』（サンマーク出版）