教育学科43期の小川志穂さん

2022年08月23日 10時40分

教育学部・卒業生からのメッセージ No.6

    D.I.CREWで全国大会に出場した時の写真
    D.I.CREWで全国大会に出場した時の写真
     受験生の皆様に卒業生からメッセージが届きましたので紹介致します。

     創価大学教育学部教育学科43期の小川志穂です。
    現在、小学校の教員として奮闘しています。
    社会人6年目。経験を重ねれば重ねるほど、創価大学で学んだことの大切さを実感し、創価大学卒業生である感謝と誇りが、自分を支える力となっています。

     高校3年生の時、進路や将来に悩み、自分は何のために生きているのか自問自答する中で「人に残る仕事がしたい」と考え、教師を志しました。「子どもの幸福こそが教育の目的」との創価教育の理念に共感し、自分自身の人間力を高め、人間教育とは何か学びたいと思い、創価大学教育学部を志願しました。

     学生時代は小・中・高の教員免許取得を目指し勉強するとともに、D.I.CREW(ダンス部)に所属し、世界一を目指して文武両道の日々を送りました。大学4年生の卒業前には、教育学部の語学留学プログラムに参加し、アメリカで特別支援教育を学びました。振り返ると大学4年間は今までで一番勉強し、やってみたいと思ったことは全て挑戦することができました。その影には、悩んだ時、迷った時に親身になって相談にのり、背中をおしてくれた先生、同期、先輩、後輩の存在がありました。

     教員一年目。子どもとの関係が上手くいかず、やっと叶った教師の夢を諦めたいと思うことがありました。そんな中、教育学部草創期の先輩方と話す機会をつくっていただきました。誰一人残さず幸せにしようと、目の前の子どもたち一人一人を大切に、それぞれの場所で創価教育を体現している姿を目の当たりにし、どんな経験も全て乗り越えることで誰かを励ます力になると確信しました。同期との横の繋がりはもちろん、先輩・後輩との縦の繋がりも強く、同じ志をもっているからこそ励まし合える関係はかけがえのない宝物です。そして、どんな時も信じ励まし続けてくださる創立者池田先生との誓いは、どんなことがあっても負けない原動力となっています。

     受験勉強をする中で、諦めそうになったり、挫けそうになったりすることがあるかもしれません。でも、地道な努力は必ず自分を強くします。無駄なことは一つもありません。自分の可能性を広げ、成長できる素晴らしい環境や仲間との出会いがある創価大学で、受験生の皆さんが創大生として成長できることを願っています。最後の一秒まで粘り強く頑張ってください!

     これからも「教師こそ最大の教育環境なり」との池田先生の言葉を胸に、一人一人の可能性を信じて伸ばす励ましの創価教育を体現していきます。そして、後輩の道を拓いていけるよう、今いる場所で私も全力で頑張ります!
     
    ページ公開日:2022年08月23日 10時40分
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