シンガポールの国際会議で、本学教育学部の山内豊ゼミの4年生が研究発表しました

(向かって左から)大田裕菜さん、山内豊教授、川島明美さん

シンガポールで開催された英語教育の国際会議RELC International Conference 2023に,本学教育学部の山内豊ゼミの学生2名が,卒業研究を発展させた内容を応募し審査に合格して英語で研究発表しました。本国際会議は,中国,韓国,タイ,マレーシア,オーストラリア,ニュージーランド,日本をはじめアジア各国が参加する大規模な国際会議です。Scopusに掲載の国際雑誌の出版社も後援しており,2023年3月13日から3月15日に開催されました。二人の研究発表には多くの人が集まり,活発な質疑応答も英語で行われ,たいへん好評でした。国際会議では大学教員や院生が発表することが普通なため,学部4年生生と知って驚く参加者も多く,創価大学をアジア諸国の研究者たちにアピールできました。参加した学生からは次のような声が寄せられました。

川島明美さん(教育学部4年)

シンガポールで行われた国際会議にて,シャドーイング練習が言語習得に重要な作動記憶(ワーキング・メモリー)と英語総合力を高められる可能性を示した卒業研究を発表させていただきました。世界各国の外国語学習・外国語教育について研究しておられる教授や研究者の方々の前で発表をすることは,とても緊張しましたが,様々意見をいただくこともできとても良い経験になりました。また英語での発表をやり切れたことが,ひとつ自信にもつながりました。発表までに様々な面でサポートしていただいた山内豊先生をはじめ,ゼミの仲間に心から感謝しています。私自身,春からは福井県の公立中学校で英語科教員として働きます。国際会議を経て生徒の英語力を確実に伸ばすことのできる,また現場での実践の中でさらに外国語教育についての研究を深め,外国語教育に貢献できるような教員になりたいと思いました。いつかまた国際会議の場で発表ができるように自身の英語力も含め、日々学び続けていきたいと思います。

この度は,英語シャドーイング練習によって即応型のスピーキング技能を伸ばせることを示した私の卒業研究を,シンガポールで行われた国際会議で発表させていただきました。この国際会議には,世界中から様々な研究者が集まっていました。その方々の前で発表したことで,たくさんの意見をいただくこともでき,また,英語で発表や質疑応答を行ったことで,私自身の自信に繋げることができました。様々な研究発表を聞き,たくさんのことを学ぶことができ,非常に良い経験になりました。私の卒業研究の研究から発表までサポートをしていただいた山内豊教授をはじめ,山内ゼミの仲間にとても感謝しています。私は春からインターナショナルスクールで主に幼児に英語を教えるインストラクターとして働きます。今回の会議で学んだことを活かし,子どもたちの英語力を伸ばしつつ,英語を学ぶ楽しさを伝えていきたいと考えております。そして、卒業研究だけにとどまらず,再び国際会議の場で発表できるように新たな研究にも挑戦していきたいと思います。

大田裕菜さん(教育学部4年)
                     発表終了後,国際会議場近くのマーライオン公園(マリーナベイ)にて
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