初年次セミナー(PA・LTD)での学び

入学してから1ヶ月以上が経ち、「大学生としての学び」に少しずつ慣れてきた様子が伺えます。ここ最近では、話し合い学習活動(LTD)やプロジェクト・アドベンチャー(PA)、での学びを経て、学びを「愉しむ」姿勢が整いつつあります。
LTDは、事前の予習が必須となる学習形態です。4~5名一組のグループとなり、進行(ステップ)に従って予習内容を共有し、議論します。教室全体で一斉に話し合いが始まる様子から、学びに対して真剣に取り組む熱気が伝わります。

一方、こうした学びの場を構築するために、PAを通した関係づくりも重要です。学科ごとにわかれ、2週にわたり、白鳥体育館にて実施されました。
まずは、全体で輪になって、「キャッチ!」
小学生でも楽しむことができるアクティビティを通して、これから始まる体験活動の雰囲気づくりをします。そのほかにも、相手の名前を呼んで「ネームトス」、フープを決められたルールに沿ってくぐる「魔法の鏡」など、活動が進むごとに他者との距離がぐっと縮まります。
一番盛り上がった「パイプライン」は、個々人の協力あってこそ。ゴールまでボールをつなぎ、ホールイン!達成感がグループの絆を一層深めます。
以下は、ふりかえりの記述の一部です。
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この活動は、年齢、国を問わず誰もが参加して学べることに加え、他者との協調性をも身につけられるものだと思います。また、他者と協力して課題解決に取り組むことの面白さや、楽しさを感じることができます。この経験を活かし、自分が教員になった時にこのような活動を取り入れ、児童が人と協力して学ぶことを楽しめる授業づくりができる教員になりたいと思いました。
これからの初年次セミナーを通して人と打ち解けるためには何が大切なのか、他に打ち解ける良い方法はあるか、などこの活動で得た知識を関連付ける学びを多くしていきたいです。また、自分から積極的にコミュニケーションをとることを努力し、考えや学びを深めることを意識していきたいです。
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