ユネスコクラブが八王子市立中野北小学校で出前授業を行いました
7月12日(金)に本学ユネスコクラブ(学生団体)のメンバーが八王子市立中野北小学校の第三学年を対象に出前授業を行いました。
ユネスコクラブ初の出前授業は、7月12日(金)に八王子市立中野北小学校にて行いました。出前授業のテーマは「生物多様性について知ろう」です。生物たちは常に関わり合って生きており、生態系の多様性・種の多様性・遺伝子の多様性の3つの多様性があることを学びました。その後「世界がもし100人の村だったら」の活動を模倣して東京都の「生き物が住めるところ」「人が住めるところ」と八王子市の「生き物が住めるところ」「人が住めるところ」を児童が実際に動いて割合を可視化し、比較を行いました。
以下、活動報告書からの抜粋です
参加した児童からは「大好きな昆虫のことを知れてよかった」「八王子に生き物が住めるところが多いのが知れて良かった」等の声をいただき、元気いっぱいな中野北小学校の児童達と楽しみながら授業をすることができました。授業後には、第三学年の担任の先生から授業の講評をしていただき、次のユネスコクラブの活動に繋がる有意義な出前授業となりました。
今回の出前授業では、ユネスコクラブのメンバーである、盛島杏莉さん(教育学部3年)、栗山幸奈さん(教育学部3年)が授業者として参加し、郁天華さん(教育学部2年)、国松和明さん(法学部1年)が児童サポーターとして参加しました。
参加したユネスコクラブの学生の声を紹介します。
「初めて出前授業という形で教師目線に立ち授業に参加しました。授業の資料作成、教えるということの難しさを実感する場となりました。創価大学ユネスコクラブの一員として教育のあるべき姿を考え直す貴重な機会となりました。」
「創価大学ユネスコクラブとしては初の出前授業でした。小学生に深く考えてもらいたいと思うことをわかりやすい形にすることが難しく感じました。そして、一貫して私たちから何を伝えたいのかを再確認する機会となりました。今回のフィードバックを今後の活動にいかしてまいります。」
「先生方にさまざま支援をしていただきながら、ユネスコクラブとして初めての出前授業に挑戦することができ本当に良かったです。授業では、児童が楽しそうにクイズに答えてくれて、たくさんの笑顔を見ることができて嬉しかったです。改善点を踏まえて、次の機会では教材の理解を深めると共に、児童の姿を想像しながら授業を構想し、対話的に学びを深められる授業にしていきたいと思います。今回の出前授業での学びをいかし、今後のユネスコクラブの活動をさらに発展させていきたいです。」
「初めての出前授業ということもあり、生物多様性を子どもたちに伝わるようにどう説明していくかにとても悩みました。不安もありながら迎えた授業でしたが、元気いっぱいに活動を楽しもうとする子どもたちに助けられ、授業が良い雰囲気で進んでいったことに感謝でいっぱいです。今回の活動を細かく振り返り、ユネスコクラブとして貢献できることを考えていきたいです。」