8月3日(土)、4日(日)オープンキャンパスを開催しました!
教育学部の相談コーナーをはじめ、ミニ講座、体験授業、幼小関連各種イベントにも多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。学生・教職員一同、心より御礼申し上げます。
■教育学部のプログラム【8/3】
➀ ミニ講座 小学校教員の魅力発見!「現職教員が語る 仕事のやりがいと創価大学での学び」(上山 伸幸)
小学校教諭として働いている卒業生2名を迎えて、実際の授業の様子と楽しく充実した仕事内容や休暇の過ごし方についてお聞きしました。特に、教師の魅力については、「子供の成長に寄り添うことができる仕事」、「喜怒哀楽を心から感じることができる仕事」、「自分の人間性を磨くことができる仕事」などを具体的に示していただきました。また、学生生活の過ごし方や創価大学教育学部での学びについてもお話しいただきました。
➁ 幼稚園関連イベント「夢を叶える幼保カフェ」(小山 容子)
幼稚園教諭として働く卒業生を迎えて、幼稚園での仕事と園で生活する子どもたちの姿をご紹介いただきました。また、保育者としての在り方や、将来その道を目指す上で大切なことについて教えていただきました。その後、保育者を目指す在学生も交えて「折り紙を使ったリースづくり」を体験し、その制作プロセスに含まれる教育的な意味を確認しました。
➂ 体験授業「心理学って何?」(中野 良吾)
「こころ」はどこにあるのか?「こころ」の所在について、理性的な認知、感情を伴った認知、二つの側面から分析し考察を加え、また、参加者の皆さんとともに様々な視覚イメージを通して認知心理学に対する理解を深めることを試み、教育学部の授業の一端を体験しました。
心理学の目標と役割、領域(分類)や、領域同士がつながっていることに触れつつ、教育学科で学ぶ心理学と公認心理師、臨床心理士を目指すための専門課程について確認しました。
■教育学部のプログラム【8/4】
① 小学校関連イベント「アート★ミュージック♡」(足立広美 ・ 堀舘秀一)音楽科、図画工作科、それぞれの教科の特性や目標について触れながら、小学校における両教科の学びの内容を確認しました。後半は、感性・情操教育にもつながる教科横断的な造形活動(ピアノ演奏による音楽を聴き、感じたことをもとにそのイメージを形と色で表現する活動)を体験しました。表現と鑑賞の活動を通して、自他の感じ方の違いや多様な表現について気付き、自身の「見方、考え方」を深めていくことについて、また、音楽や図工の学びの意味について考える機会となりました。
② 幼稚園関連イベント「現職保育者による模擬保育を実体験してみよう!」(戸田 大樹)
現職の保育士として活躍する卒業生による模擬保育が行われ、そこでは小・中・高生の保育者を夢見る皆さんにご参加いただきました。前半では、救急車と消防車をテーマとした認知能力を活用する活動を皆さんに体験していただきました。また、公立の幼稚園教諭として幼児教育に長年にわたり携わる卒業生を迎え、仕事の魅力についてのお話をしていただきました。後半では、現役学生も交えての将来の進路に関する懇談会が実施されました。
③ 体験授業「子どもの貧困について考える」(鶴田 真紀)
ここでは、まず私たちの「モノの観方・考え方」について、同じモノを見ても複数の解釈ができることや、見たいモノを見ていることをについて体験的に確認をしました。さらに教育社会学の立場から「子どもの貧困」を捉え、参加者の意見を聞きながらその問題点を洗い出し、問題を解決するためにできることについて考えるなど、実際に教育学部の授業で行われている学びのプロセスの一端を体験しました。