本学教育学部の津田真秀講師の論文が数学教育学会の優秀論文賞を受賞しました
本学教育学部の津田真秀講師による論文「小学校高学年段階を対象とした『瞬間の速さ』に関する認識調査分析 -速さの誤認識と公式理解の関係性に着目して-」が、優秀論文賞(馬場奨励賞)を受賞し、一般社団法人数学教育学会誌に掲載されました。本論文は、小学校算数科において、長らく学習者の理解困難が指摘され続けてきた「速さ」に着目し、その要因を認識調査で特定に迫り、具体的な指導改善に向けた成果をまとめました。
掲載に際し津田講師は、「受賞はこれで通算2回目となります。一方、単著での受賞は初で、現在在籍している博士課程での研究内容に関連する内容となっています。今後、ますます研究に励み、学位取得を目指します」と語りました。

講師
津田 真秀
ツダ マサヒデ
- 専門分野
算数・数学教育学
- 研究テーマ
理数教育、諸外国の算数・数学教育との比較教育など