フィリピン師範大学学長一行が教育学部生と懇談を行いました。

2025年5月23日、フィリピン師範大学のバート・トガ学長一行が東京・八王子市の創価大学を訪問し、創価大学の鈴木美華学長と会見しました。今回の訪問では、両大学間の学術交流協定が更新され、教育分野における一層の連携強化が確認されました。
フィリピン師範大学は1901年に設立された、フィリピンにおける教員養成の最高学府であり、「ユネスコスクール」にも加盟し、持続可能な社会の構築に向けた人材育成と研究を推進しています。
午前中に創価大学中央教育棟で行われた会見では、鈴木学長がトガ学長一行を歓迎。その後、両大学の学術交流協定更新の調印式が執り行われました。懇談の場では、平和のための教育のあり方などについて活発な意見交換が行われました。トガ学長は、両大学の交流を一層促進し、平和に貢献するリーダーの育成に力を入れていきたいとの抱負を語りました。
創価大学教育学部ではフィリピン師範大学で「フィリピン教育研修」を2019年度より実施しており、コロナ禍による中断を経て本年2月に21名の学生が参加し、第2回目の研修を開催しました。今回の学長一行の訪問と学術交流協定の更新は、これまでの協力関係を基盤とし、教育者育成のための連携をさらに深化させるものと期待されます。
午後には教育学部棟において本年行われたフィリピン教育研修に参加した学生、英語を学ぶペガサスクラブの学生、そして2023年4月に発足した創価大学ユネスコクラブの学生の代表が参加し、フィリピン師範大学学長一行との懇談を行いました。
懇談の席上、富岡教育学部長より歓迎の挨拶があり、その後フィリピン師範大学地球市民教育(GCED)協力センター・フィリピン所長であるヒバナダ教授より同大学GCED協力センターに関する紹介がありました。
その後、フィリピン教育研修、ユネスコクラブ、ペガサスクラブの各代表によるプレゼンテーションが行われ、最後にトガ学長より挨拶があり、最後に全員で記念撮影を行いました。
今回の訪問と協定更新を機に、両大学が教育研究、学生・教員交換などの交流を一層活発化させ、グローバルな課題解決に貢献する人材育成に、より一層取り組んでいくことが期待されます。



