ユネスコスクール関東ブロック大会で創価大学ユネスコクラブと創価高校生が合同で分科会を行いました

8月7日(木)に成蹊大学で開催された第6回ユネスコスクール関東ブロック大会第2部において、創価大学ユネスコクラブと創価高校の有志生徒は、第2分科会「これからの平和教育を考える-核廃絶ゲームを通じた意識啓発の意義」を実施しました。
核兵器の存在は人類の存続を脅かす地球規模の課題です。持続可能な開発のための教育(ESD)は、若者が主体的に考え、行動する力を育むことが重要視されています。
本分科会は、その一環として創価高校の有志が開発した「核廃絶カードゲーム」を活用しました。このゲームは、創価高校の生徒が2022年度全国高校生フォーラムに出場した際に制作し、入賞した作品です。
分科会の企画・運営は、創価大学ユネスコクラブの学生と創価高校の有志生徒が共同で行いました。参加者が核兵器廃絶に関する国際的な課題や立場の違いを体験的に理解することを目的として、「どうしたら核兵器の廃絶ができるのか」、「どうすれば平和な世界を築けるのか」といったテーマについて活発な議論が交わされました。
多くの方にご参加頂き、大盛況のもと終了することができました。
参加してくれた高校生からは以下のような感想が寄せられました。
「最後に一国が核兵器を使用した回と、全ての国が核兵器を廃絶した回があったことから、たとえ一国でも核兵器を保有していれば、撃ってくるかもしれないという疑念が生まれ、平和は保たれなかった。そのため、核兵器は一つたりとも世界に存在してはならないと思った。」
「教員や教職大学院の学生が参加したチームだったので、核廃絶には教育が不可欠であるという観点をディスカッションを通して知ることができました。」
運営する創価大学ユネスコクラブの学生及び創価高校生にとっても、年齢・性別を問わず多くの方に参加していただき、当初の目的である「なぜ核兵器はなくならないのか」という部分を参加者の方に核廃絶ゲームを通して考えていただく機会になりました。
