「GG(グランド・ジェネレーション)-高齢化社会の消費革命、グランド・コンシューマー到来」に経営学部教員が登壇しました

 

2024年6月19日に韓国ソウルで開催された「GG(グランド・ジェネレーション)-高齢化社会の消費革命、グランド・コンシューマー到来」が開催され、本学からは吉元浩二教授(経営学部学部長)が参加し発表しました。

今回のカンファレンスでは、ビジネスチャンスが潜在している高齢者市場へのアプローチと開拓のために、消費者を年齢ではなく、人生の段階(経済状況、健康状態など)によって区分し、GGの多様な「生活の質」に貢献する高齢者市場の動向考察のための4 ForceであるSleeponomy, Stressconomy, Sugarnomy, Supportnomyの視点から市場を分析するために開催されたものです。
*「グランドジェネレーション」(GG)とは、50歳定年後、第2、第3の人生を活き活きと積極的に生きる人々と定義されています。

第3セッションのGGライフスタイルと消費革命4Sでは、日本の高齢化社会の現状、高齢化社会における消費行動の変化と商品の変化について説明し、特に日本のコンビニエンスストアの高齢者社会への対応について、日本のコンビニは高齢化社会への対応で積極的に対応している代表的な産業であるとし、今の顧客層の多くは40代以上であり、高齢者のライフスタイルの変化とコンビニ戦略の変化について説明しました。

また注目すべきこととして、日本以上の速さで高齢化が進んでいる韓国も来年超高齢化社会へと進入することが見込まれているとし、このままいけば2040年には韓国の高齢化率は日本を追い越し、65歳以上の人口も40%を超える見込みであり、産業界も高齢者の動向とライフスタイルに着目し、商品の開発を急ぐべきであると強調しました。

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