ユネスコクラブが、ユネスコスクール関東ブロック大会で分科会を実施しました

 8月4日(火)、千葉商科大学にて開催されたユネスコスクール関東ブロック大会において、ユネスコクラブの学生5名が「私たちの食の選択:選んで考える!食生活と持続可能な未来」と題した分科会を実施しました。

 分科会では、環境への配慮と食の満足度のバランスを考えながら選択を重ねるゲームを行いました。参加者はチームに分かれ、食べたい料理と食材を選ぶ作業を8ターン実施。1ターン経過するごとに、環境や経済状況の変化に応じて牛肉、カカオ、マグロといった食材の価格が変動し、最終的な選択のバランスの良さで勝敗を競いました。

 ゲーム後には、作中の価格変動と現実社会との関連性について解説が行われました。CO2排出に伴う牛肉の環境負荷、2年間で価格が約5倍に跳ね上がった「カカオショック」、乱獲によるマグロの漁獲規制のほか、過去に乱獲によって絶滅したリョコウバトの事例などが紹介されました。

 さらに、ゲームを通じた学びのまとめとして、安さの裏にある生産者へのしわ寄せや歪みが結果として消費者に跳ね返ってくる現状を取り上げ、生態系・社会・経済の3つの側面における持続可能性(サステナビリティ)について説明がなされました。その上で、誰も取り残さない「持続可能な食育」の重要性を訴えました。

 「安さ」や「美味しさ」だけでなく、「このままでは将来食べたいものが食べられなくなるのではないか」という中長期的な視点を持つことが重要です。参加者にとっても、安価な食材とサステナブルな食材を日常の中で無理なくバランス良く取り入れていく大切さを学ぶ、貴重な機会となりました。

学生による発表の様子
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