経営学部の泉谷道子准教授が共同翻訳した「リーダーシップはみんなのもの」が発刊されました
本学経営学部の泉谷道子准教授が和栗百恵氏、河合亨氏と共同翻訳した、ジュリー・E・オーウェン著「リーダーシップはみんなのもの - フェミニズムから考える女性とリーダーシップ」がナカニシヤ出版より刊行されました。泉谷准教授の翻訳は第3章~第5章です。
本書では、ジェンダーとリーダーシップをめぐる偏見や困難を批判的に考察しており、全ての人にとってより公正で公平なリーダーシップのあり方を考える一冊となっています。
出版にあたって泉谷准教授は、「タイトルに『フェミニズム』という言葉がありますが、「男性敵視」とか「女性の権利のみ主張」というような二元論的な内容ではありません。本書は、女性の「自分らしさの発揮=リーダーシップの実践」を阻む社会的構造や心理的な要因を紐解き、どのような人にとっても生きやすい、組織・社会づくりの考え方や手立てを紹介しています。まずは本書が、読者の方が自分らしさをのびのびと開花させられる一助となることを願って翻訳しました」と述べました。
教員情報
准教授
泉谷 道子
イズミタニ ミチコ
- 専門分野
組織心理学、リーダーシップ
- 研究テーマ
大学におけるリーダーシップ養成