「生成AI活用推進ミニFD:評価編(1)・(2)」を開催しました
2025年7月17日(木)、「生成AI活用推進ミニFD評価編(3)」が開催され、教職員約35名が参加しました。
今回は、教育・学習支援センター(CETL)の小島 健 副センター長(経済学部准教授)が、「レポート作成時の学生の生成AI利用対策」と題して登壇しました。
小島副センター長は、生成AIの普及により、学生のレポート作成における「思考プロセスの外部化」が起こり、学生の評価と実力に乖離が生じるという問題点を指摘しました。また、既存の剽窃チェックツールでは生成AIの部分的な利用を検知しきれない現状についても共有されました。
これらの課題に対し、小島副センター長は、学生の適切なAI利用を促しつつ、確かな実力を担保するため、レポート内容に沿った個別テストをAI利用不可の環境で実施し、点数に応じてレポートを評価するという評価システムを提案。NotebookLM等を用いた自動化手法も解説され、参加者の関心を集めました。
講演後には、参加者による活発な意見交換および質疑応答が行なわれました。
【セミナー概要】
<生成AI活用推進ミニFD評価編(3)>
日時:2025年7月17 日(木)16:40~
担当講師:教育・学習支援センター(CETL) 小島 健 副センター長(経済学部 准教授)
参加者数:教職員 約35名