教員・職員・学生による「生成AI意見交換会」を開催しました
7月2日(木)、AE455教室にて「生成AI意見交換会」が開催され、教員・職員・学生 計50名が参加しました。
この意見交換会では、授業や試験、レポートにおけるAIの関与のあり方、就職活動における生成AIの利用等を検討し、創価大学として生成AIと共存する新しい学習の形を「教・職・学」が一体となって考える場として開催されました。
冒頭、篠宮 紀彦 副学長(理工学研究科長/理工学部情報システム工学科 教授)より、本年制定された「教員の教育活動における生成AI活用ガイドライン」について、ご紹介がありました。本指針は利用の抑制ではなく、本学の教育目標に掲げられている「創造的人間の育成」に基づき、積極的な活用を推進するものであり、シラバスにおいて、自身の授業の中で生成AIをどのように活用していくのかを明示するなど、ガイドラインの考え方についてお話がありました。
続いて、学生自治会の安倍 彩音さん(文学部人間学科4年)より、参加学生を対象に行った「生成AI事前調査報告」の共有が行われ、回答者全員が日常的に生成AIを活用していること、試験対策・文章の要約・推敲などの活用実態や情報の真偽を判断する「ファクトチェック」の負担等の課題についても紹介がありました。
その後、各グループにおいて、「学習」「授業/評価」「キャリア」「学内活動/業務」等のテーマを中心にディスカッションが行われ、教員・職員・学生それぞれの立場から生成AIとどのように向き合い、活用していくべきか等、活発な意見交換がなされました。
ディスカッション終了後、閉会挨拶に立った西浦 昭雄 副学長(学士課程教育機構長/経済経営学部ビジネス学科 教授)は、前日に開催された「生成AI学習活用コンテスト」の事例を引き合いに出しながら、学生たちの創造的な取り組みを称賛されました。また、学生の言葉を引用し、「AIに主導権を渡さず、自分たちが主体となって使いこなすこと」が重要であると述べられ、本学の「学生中心」の理念のもと、教職員と学生が対話を重ねる中で、新しいAI活用の形を模索していきたいとのお話で締めくくられました。
参加者からは、
・「学生のAI利用と教員が期待するAI利用とにギャップがあることに気付けて大変に参考になりました。」(教員)
・「大学建設のために頑張っている、素晴らしい学生さんたちだと感じました。学問の探究も大事なことですが、本学の強みは課外活動も含めた人間力の醸成にあるのではないかと思います。常に何が大事なことなのかを考えながら、うまくAIを活用して、時間と労力をかけるべきところにかけていけたらよいと思います。」(教員)
・「学生の声を聴くことができて非常に有益でした。学生も教職員のAIの活用方法について非常に関心を持って聞いてくれました。」(職員)
・「普段直接お話できないような先生方と様々意見交換をすることができ、大変貴重な時間を過ごすことができました。有意義な時間となり、大変満足致しました。」(学生)
・「印象に残ったのは、『AIに使いこなされるのではなく、自分がAIを使いこなす側になることが大切である』という考え方です。今回の意見交換会は、AI時代に求められる姿勢について改めて考える貴重な機会となりました。」(学生)
・「こういった教職学一体の意見交換会やディスカッションなどの機会がもっとあればいいなと思いました。」(学生)
などの声が寄せられました。
■セミナー概要
<生成AI意見交換会>
【日時】7月2日(木)16:40-18:10
【会場】AE455教室
【参加者数】教員14名・職員7名・学生29名 計50名