海外研修
WLCでは、フィリピン・イースト大学で約10日間、タイ・国立キングモンクット工科大学で約14日間、英語で異文化を学ぶプログラムをそれぞれ長期休業期間に実施しています。
研修の概要
WLCの海外研修は、英語教授法のエキスパートである本学のWLC教員がイースト大学の英語教員と共同でカスタマイズした現地での語学・異文化理解研修に加え、事前・事後研修を本学内で行うことで、学生の語学力向上に力を注いだ研修です。
学生交流など、アクティビティが充実していることがWLC主催海外研修の特徴です。
フィリピン・イースト大学研修
【開催時期】夏季:8月上旬、春季:3月中旬
年2回それぞれ11日間(移動日含む)
【研修先】フィリピン・マニラ イースト大学カロオカンキャンパス
【研修内容】現地での実践的な英語研修、学生交流、異文化理解、マニラ市内等視察
【募集人数】各回30名程度
※本学教職員が1名引率します。
【応募資格】学部生
【参加費用】約24万円
※航空運賃、宿泊費、海外傷害保険料、朝食・昼食代
※大学より奨学金が1万円支給されます。
【認定単位】「海外英語研修Ⅰ~Ⅵ」のうち2単位 ※PF評価
【選考方法】語学試験のスコアや志望動機などで総合的に判断します。
【応募方法】詳細は毎年5月、10月に募集説明会、募集要項をポータルサイト上の「お知らせ一覧」にて発表します。
タイ・国立キングモンクット大学研修
【開催時期】春季:2月中旬
15日間(移動日含む)
【研修先】タイ・バンコク郊外 国立キングモンクット大学
【研修内容】現地での実践的な英語研修、学生交流、異文化理解、バンコク等視察
【募集人数】15名
※本学教職員が1名引率します。
【応募資格】学部生
【参加費用】約35万円
※航空運賃、宿泊費、海外傷害保険料
※大学より奨学金が約2万円支給されます。
【認定単位】「海外英語研修Ⅰ~Ⅵ」のうち2単位 ※PF評価
【選考方法】語学試験のスコアや志望動機などで総合的に判断します。
【応募方法】詳細は10月に募集説明会、募集要項をポータルサイト上の「お知らせ一覧」にて発表します。
参加体験記(フィリピン・イースト大学研修)
赤西真唯さん(経済学部55期)
一歩踏み出した先に出会えた、温かな人々と濃密な11日間
飛行機も海外も初めて、周囲には知り合いもほとんどいない――。出発前の私は不安でいっぱいでした。しかし、現地の空港を一歩出た瞬間、その不安は一気に吹き飛びました。目に飛び込んできたのは、美しい夕焼けと、渋滞した車のライトがキラキラと輝くフィリピンの街並み。その圧倒的な熱量に、胸のなかの不安がいつの間にか「ワクワク」へと変わっていったのです。
また、他の参加メンバーも同じように海外初挑戦の子が多く、「みんなも不安ななかで頑張っているんだ」と思えたことで、自然と「私も頑張ろう!」とやる気が湧いてきました。
肌で感じた「経済格差」のリアル
研修中に特に強く印象に残っていることの一つが、フィリピンの「経済格差」です。
かつて「東洋一のスラム街」と呼ばれた地域をバスで通った際、トタンで作られた今にも壊れそうな家々が密集しているすぐ後方に、近代的な高層ビルが立ち並ぶ光景を目にしました。深刻な経済格差があることは知識として知っていましたが、実際に自分の目で見て、そのあまりにも顕著な対比に言葉を失い、胸が苦しくなりました。教科書の上だけでは決して分からない、世界のリアルを肌で感じた瞬間でした。
圧倒された優しさと明るさ
そんな厳しい現実がある一方で、現地ではフィリピンの方々の底抜けた温かさに何度も救われました。
地元の中学生とペアを組んで交流した際、手違いで私たちの分のパンが足りなくなるハプニングがありました。それに気づいた中学校の先生がすぐに自分のパンを譲ってくださり、さらにペアの男の子は「先に選んでいいよ」と私にパンを差し出してくれたのです。彼は自分が食べる時も、異なる味を楽しめるようにとパンを半分に分け、残りを他の友人とも分け合っていました。年齢や国籍に関係なく、目の前の人を心から尊重する彼の広い心と温かさには、ただただ圧倒されるばかりでした。
また、フィリピンの方々の「明るさと逞しさ」も非常に魅力的でした。授業中に突然予定になかった歌やダンスが始まり、なんと1〜2時間も踊り続けたことがありました。現地の先生方は心の底からその瞬間を楽しんでおり、私たちが少し疲れを見せても「もう1曲!」とさらにタフに踊り続ける姿には驚かされました。
「全力のおもてなし」
現地のイースト大学の学生たちも、自分たちの授業で忙しいなか、移動中のバス内でのクイズや充実したキャンパスツアー、ハイクオリティなフィリピンの伝統的な踊りの披露などで、私たちを全力でもてなしてくれました。
また、私たちが休憩室で床に座ろうとすればすぐにマットを敷いてくれたり、炎天下のアクティビティ中にハンディファンで風を送って涼ませてくれるなど、その気遣いは細部に行き届いていました。ハードなスケジュールで彼ら自身も疲れているはずなのに、決してそれを見せず、常に私たちのことを最優先で気遣ってくれる姿に深く感動しました。
人生を変える11日間に
私はこれまで、他人に嫌われることを恐れて自分の意見を言えなかったり、自分らしくいられないことがよくありました。しかし、ありのままの自分で全力で楽しみ、他者に対して真摯に向き合うフィリピンの人々と出会い、「私も彼らのようになりたい、自分らしくいていいんだ」と強く思うようになりました。
フィリピンでの11日間は、日本で過ごす1ヶ月よりもずっと濃密で、毎日が刺激の連続でした。もしこの研修に行っていなければ、スマホを見て1日があっという間に過ぎていくような、退屈な長期休みになっていたと思います。
この研修を通して現地のリアルを知り、自分の視野が本当に広がりました。現地での交流は英語学習への最高のモチベーションになり、何より学内外に「一生モノの仲間」ができました。今でも大学のキャンパスで会うたびに元気をもらっていますし、「みんなも頑張っている」と思うだけで、自分も頑張ろうという活力が湧いてきます。
「英語が苦手だから」「海外が初めてだから」と迷っている方へ その一歩を踏み出した先には、人生を変えるような景色と、一生モノの友人が待っています! 少しでも海外に関心があるなら、ぜひ一歩を踏み出して挑戦してみてください!