チェコを選んだのは、①専門の勉強ができる環境が整っていること、②ヨーロッパで物価が比較的安いことが主な理由です。大学院進学を目指していた私の専門は、欧米が先進的な内容であったため、できる限りアメリカやヨーロッパ諸国に留学をしたいと考えていました。そこで、創価大学では勉強できない授業や専門の研究者が揃っているマサリク大学を交換留学提携校の中から選びました。また、経済的な負担を軽減するために、ヨーロッパ内でも比較的物価が安いチェコ共和国を選択しました。
留学先では、大学院進学に向けた勉強と大学の授業を主に取り組んでいました。マサリク大学では、設備や教授陣を含め、充実した勉強環境が整っているため、集中して勉強に取り組むことができました。毎日大学の図書館に通いながら、論文や専門書を読み、授業の予習・復習などを行いました。週末や長期休暇はヨーロッパを旅行し、様々な経験をさせてもらいました。寮に併設されているジムやバスケットコートで友人とスポーツをしてリフレッシュをすることもありました。旅行やスポーツで気分転換をしながら、平日は一日中勉強に励んでいました。
GCPでの学びは、授業や勉強で非常に役立ちました。留学中で最も困難に感じたことは、定期試験です。エッセイや筆記試験、口頭試験など、様々な形式の試験が課されました。試験のレベルが非常に高く、高得点を獲得することが非常に困難であると言われていました。特に、口頭試験は英語で内容を正しく説明し、教授と受け答えをすることが非常に難しかったです。しかし、GCPで学んだ語学力やアカデミックスキルを活かして試験を乗り越え、好成績を収めることができました。また、毎週の大量の課題や予習・復習をしていく中で、心が折れそうになりながらもGCPでの毎日を思い出すことで奮起することができました。それらに耐え、継続して勉強に取り組むことができたのもGCPでの勲等があってのことだと思います。
大学に入るまで、自分が海外の大学で勉強しているなんて全く想像がつきませんでした。GCPは、自分の可能性を最大限引き出してくれる贅沢な環境です。自分のやる気次第でどこまでも輝ける最高の舞台です。興味がある方は是非挑戦してみてください。僕は、GCPに入らせていただき、心から良かったと思っています。