チェコに決めた1番の理由は留学第1号になりたいと考えたからです。私が留学したマサリク大学は、私が留学を目指したその年に初めて交換留学指定校として創価大学と提携した大学でした。つまり、創価大学から先方の大学への留学生が1人もいませんでした。こんなチャンスは滅多にないと考えた私は、ヨーロッパの街並みや文化に興味があったことも相まって、チェコへの留学を決意しました。
留学先では主に分子生物学や環境学などのサイエンス系の授業を受けました。創価大学では生物系科目の授業を中心に学んでいたため、その知識を活かせると考えたからです。授業の中には指定難病の原因となる物質の調査を行う実験もありました。
GCPでは多様な学生と議論を交わす中で論理的思考力と語学力を磨きました。留学先での実験の授業では、現地の院生と共に1日中実験をすることもありました。失敗が当たり前の実験の世界では、論理的思考で常に実験プロセスを管理し、失敗の原因を議論する機会が多くありました。慣れない環境で大変な作業ではありましたが、GCPでの日々があったからこそ乗り越えることができました。
GCPは創価大学の中でもトップレベルの学びが得られる環境です。自分を変えたい、新しい挑戦をしたいと少しでも感じたら応募してみて下さい。応援しています。