先進国の英語圏であること、ITを学べること、直感の3点です。
1.GCPのフィリピン研修などを通して、途上国で長期間過ごすことは自分には合ってないように感じました。また、生活環境で悩むよりは勉強など、留学中の活動で悩む方が良いと感じていたので先進国を考えていました。先進国で英語圏だとアメリカ、カナダあたりが該当するのでまずそこに絞りました。
2.その中で、自分の学びたいことであるITが学べる場所を考えました。アメリカのほうが授業などが充実していること、社会の中でITがより活用されていることからアメリカに決めました。
3.最終的な決め手は、カナダかアメリカであればアメリカの方が直感的に行きたいと思ったことでした(笑)。長期間生活するのであれば、自分が楽しい場所、また休み期間に旅行などで行きたいところに行けることも重要だと思い、アメリカに惹かれました。
留学中は主に、IT・経済学の授業、現地大学の日本語クラブのサポート・ホームステイをしていました。また、ハーバード大学で開催された国際会議やボストンキャリアフォーラムなどにも参加しました。 授業で履修していたのは、IT、経済学などです。 経済学は学部の専門だったので、発展的な内容や日本と同じ授業であってもどのような違いがあるのか、他の国の人の意見はどのようなものかを知りたかったため履修しました。グループワークなどにも取り組み、色んな意見を知る中で、学びが深まりました。ITはもともと興味があり、履修をしていました。創価大学ではあまり履修することができなかったので(私の時代はかもしれませんが)、プログラミングの授業やITさまざまな概念を学ぶ授業を履修し、興味関心を深めていました。留学中の授業のうち半分はITでした。他にもマーケティングの授業やメディア心理学など興味のあるものを自由に履修していました。 大学のクラブサポートでは、日本の文化を共有したり、日本語を教えたり、クラブのメンバーとの交流を通して友達を作るなどしていました。 国際会議では、世界各国から集った青年たちと、世界課題について議論を交わし、プレゼンテーションを行いました。
プレゼン・エッセイ・議論する力と忍耐力だと思います。 GCPの2年間で学んだ、プレゼンテーション力、エッセイを書く力、議論する力は非常に活かすことができたと思います。たくさんの課題をしていたおかげで、現地の授業でも特に問題なく、プレゼン、エッセイの課題をすることができ、クラスでも良い成績を取ることができました。書き方もそうですが、論理的に考える力や表現方法、リサーチ方法を学んでいたからだと思います。また、グループワーク時では、リーダーシップや議論を推進する力を活かすことができました。最初は海外の全く価値観が違う人とのグループワークはとても大変でした。集合時間に間に合うように来る人がいなかったり、自分の意見を言うばかりで相手の意見を聞かなかったり、結論が曖昧なまま次の議論に進んだり、各自のすべきこと考えるべきことが不明確だったりと、日本のグループワークとの違いに驚くことばかりでした。しかし、GCPのプロゼミやEAPの授業で何度もグループワークをしていたため、チームの中で自分がすべきことは何かを考え動くことができました。議論すべきことを提示し、それぞれの意見をまとめ共通認識を取ること、必要であれば教授との議論をチームに提案することなどをすることができ、チームに貢献することができました。 留学全体を通して、忍耐力が活きたと感じます。 留学は計画通りに進むことばかりではなく、当初予定していた授業が取れない、したかった活動ができない、友達づくりに苦戦するなど、たくさんの困難がありました。しかし、GCP2年間で勉強やグループワーク、他の活動との両立などを経験し、簡単には折れないこと、粘り強く挑戦することの大切さを学んだいたため、うまくいかないことがあってもすぐには悲観的にならず、すぐに楽観的にとらえ次にすべきことを考え行動することができました。授業においても、課題が多かったり難しいこともありましたが、GCPでたくさんの課題に取り組んできたため、怯むことなく取り組むことができ、力を伸ばすことができたと感じています。
GCPは大変、難しい、しんどいといったイメージがある人ももしかしたら多いのかもしれませんが、私はそう実感しませんでした。もしそう感じることがあっても、乗り越えることができる環境が十分に整っていると思います。GCPに入る前は想像もしていなかったような、自分自身に成長ができています。それだけ成長できる環境がここにはあると確信します。目の前の一人のため、社会のため、グローバルに活躍するためなど動機はなんでも良いと思います。ただ一つ、頑張ろう・努力しようという気持ちさえあれば、この環境を十分に活かし力を伸ばしていくことができ
ると思います。自分にできるのかと不安になる前に、まずは一歩踏み出してみてください!