初めての海外渡航がGCPの短期研修で行ったフィリピンでした。地理的に“日本に近い”と思っていましたが、文化の違いが大きく「東南アジア」に興味が沸きました。 沢山の大学の中から、関心があった情報科学を学ぶ事の出来るマヒドン大学へ、創価大学初となる交換留学することを決意しました。
創価大学では環境系を専攻していましたが、在学中に興味を得た情報系と融合した領域を切り拓きたいとの思いから、マヒドン大学では、所属していた情報系学部の勉強をはじめ、履修可能な限り学ぶ機会を持ちました。 1年生から3年生の授業に参加し、実践的なプロジェクト形式でシステムの開発やデザインを学びながら、クラブ活動や地域散策に参加し、幅広い現地の学生と交流することが出来ました。また、学外地域の多くの方と触れ合い、タイ王国の食文化や伝統を知ることが出来ました。
留学中はGCPで学んだ「柔軟に考え、解を探る」という経験を活かすことが出来ました。留学中、最も大きな課題は「自分の意志を伝える」ことでした。タイでは英語が通じない場面が多く、タイ語を学ぶためインターネットを利用し現地の言語の習得に取り組みました。さらに、日常生活で利用するタイ語は音で覚え、再現することを繰り返し、3ヶ月で衣食住あらゆる場面で意志表現ができるようになりました。 GCPには授業の一環として、チームや個人で課題に取り組む時間があります。ここでは多種多様な問題を発見し、柔軟に考えることで問題をより良い状態にする解を模索していきます。こうしたGCPでの経験からタイ留学をより豊かなものにすることが出来ました。
私自身、語学力や論理的思考力を養えるという点に惹かれGCPを志望していました。結果として、二年次までに語学試験のスコアを飛躍的に伸ばし、タイ留学や世界から集った青年との国際交流などを経験することができました。GCPは世界の舞台で挑戦していくための礎を築くことのできるプログラムです。未来のGCP生がここでの学びを経て成長されていくことを応援しています!