進路・資格
卒業後の進路
多様な進路が開かれている学部です。卒業生の活躍は、世界的なIT企業、各種公務員、中学・高校の英語・国語・社会の教員など、多岐にわたります。民間企業では、語学力や課題発見力を活かして「卸売・小売」「運輸・通信・サービス」「製造」の分野に進む選択肢も。また、国内外の大学院へ留学・進学し、学術や文化の世界で活躍する卒業生も多くいます。
卒業生インタビュー
原口咲希子さん
原口咲希子さん
いま、どんなお仕事をされていますか?
鉄道会社で働いています。主に駅の窓口でお客さまへ切符や定期券の発売、ご案内(お体の不自由な方のお手伝いや、異常事態が発生したときのお客さまへの案内など)を行ったりしています。
現在の仕事のやりがいを教えて下さい
お客さまに合わせたご案内を自身で考え、それが、お客さまが求めていたものだと実感できたとき、特にやりがいを感じます。窓口には、いろんなお客さまが来られますが、求められるものが異なります。お得な切符をお求めの方もいれば、とにかく急ぎたい方など様々です。そのようなお客さまに対して、柔軟に対応しています。
現在の仕事を目指したきっかけはありますか?
具体的な就職先が浮かばずどうしようかと考えていたときに就活中に遭遇した2つの出来事を思い出しました。1つ目は、目の前で居眠りしたまま電車からホームへ転倒し、顔を打ちつけた方を目撃したこと、2つ目は、満員電車に無理やり乗ろうとして誤って電車とホームの間に転落する人を目の前で目撃したことです。両方とも居合わせた方々の助けでことなきを得ましたが、十分な対応が出来なかった私の無力さを痛感させられたことを今でも鮮明に覚えています。この2つの出来事を思い出したとき、鉄道における安全な輸送に自ら携わっていきたいと強く思い、今の会社を志望しました。
学生時代、文学部での授業やゼミで印象深い思い出はありますか?
私は高校生の頃からミュージカルに魅了され、そのことがきっかけで創価大学文学部に入学しました。アメリカ演劇の大野久美教授の授業を受けたとき、映像作品を観たり、文学作品を読んだりして考えることが多く、おかげで作品の奥深さというものを学ぶことができました。また、授業を通して大野教授の人間味溢れるお人柄に強く惹かれたことで、アメリカ演劇を専攻して、大野教授のもとで勉強したい、成長したいと強く思い、大野ゼミに入りました。このことが結果的に、今の就職先へ進む契機となった大野教授のアドバイスにも繋がっていることから、私にとって尊敬できる教授と巡り会えたことそのものが、文学部で最も印象深い思い出だと思っています。
大学時代の学びが生きていると感じることはありますか?
私が学んだ「表現文化」は、答えがひとつとは限らないものなので、納得するまで自問自答したり考えたりすることが求められる学問です。この「なんで?」を追求する姿勢が今の仕事に大いに生きていると感じます。私は仕事をする上で些細な疑問でも「なんで?」と追求し、納得いくまで調べたり先輩・上司に尋ねたりします。一見関係がなさそうな事柄でも、何か繋がりはないだろうかと考えていくことで、お客さまに喜ばれる提案やご案内をすることが出来ていると思います。この追求する姿勢は大学時代の学びによって培われたものだと実感しています。
創価大学文学部の魅力はなんだと思いますか?
「何でも学ぶことができる!」これに尽きると思います。ひとつのジャンルに縛られることなく、学びたいものを学ぶことができるのが文学部の魅力です。何を勉強したいのか分からないという方でも、とりあえずいろんな学問に触れることができます。また、文学部生は人数も多いので交友関係も広がります。従ってさまざまな学問を通して、視野を広げることができると共に、多くの人との交流によって人間的にも大きく成長できるとても魅力的な学部だと思います。
これからの目標を教えてください!
今は駅での仕事がメインですが、車掌になることが直近の目標です。車掌は実際に電車に乗り、安全に運行できるよう努めなければなりません。今以上に人の命に関わる仕事になりますが、就活中の2つの出来事を通じて、安全を自らの手で作り出したいと思い、今の会社を志望したので、必ず実現したいと考えています。
文学部生へ一言
「隠れた無数の道(可能性)に気づくアンテナ」を持つようにしてください。私は就活中のさまざまな出来事や教授のアドバイスを素直に受け止め、自問自答し、自らの可能性を信じて今の会社に就職しました。この隠れた無数の道は、すでに皆さんの周りに存在しています。その道に気づくことができるかどうかは、皆さん次第です。もしかしたら既にきっかけはあったかもしれませんし、明日やってくるかもしれません。これは就活だけでなく、人生全般に通ずる大事なものだと私は思います。その隠れた無数の道に気づくことができるように、自身のアンテナをしっかり張って、大学生活を送ってください。
文学部生へ一未来の文学部生(受験生)へ一言
「文学部って就職に直結するのかな。学んだ知識が将来役に立つのかな。」このような不安を抱えている方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。アメリカ演劇を学んだ私は今、駅で働いていますが、大学で学んだ文学作品の名前や作者を仕事の上で口に出したことはありません。それでも創価大学文学部で学んだことは、間違いなく生かされていると感じています。大学で学ぶ内容と卒業後の進路を無理矢理結びつけて考える必要はないと思います。将来のことはとりあえず置いておき、皆さんが今やりたいことを考えて実践してみるというのはどうでしょうか?そうやって今この一瞬一瞬を大切に過ごすことのできる人は必ず道が開けると私は確信しています。受験生の皆さんにお一人お一人にとって、最も自分を輝かせる道に進めるように心から応援しています。
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元成剛さん
元成剛さん
いま、どんなお仕事をされていますか?
横浜市役所での4年間の勤務を経て、2020年、外務省専門職員採用試験に合格し、2021年4月から、外務省で外務事務官として勤務しています。1年目である現在は、研修生という位置付けで、初めの半年は中国やモンゴルとの政治関係等を扱う部署(中国・モンゴル第一課)で勤務し、現在は、海外でのテロ等に関する日本人の安全対策や保護を扱う部署(邦人テロ対策室)に所属しています。研修生とはいうものの、オン・ザ・ジョブ・トレーニングで、実務を身に付けるため、朝から晩まで必死に働く毎日です。
現在の仕事のやりがいを教えて下さい
研修生の日々の業務として、課全体の業務が円滑に回るよう、主に総務案件の処理を行っています。その一環として、まだまだ先輩職員のお手伝いレベルですが、国会・報道対応、議員からの依頼への対応などもあり、ニュース等でやっているような、外交、政治案件の舞台裏を垣間見ることができます。
仕事の内容は日々の国内情勢、世界情勢に逐一左右される中、機敏に対応を求められる業務もあり、仕事量は多く、スピードも求められます。不慣れな中、もみくちゃになりながらも全身全霊でぶつかっていく中で、日々、自身の成長を実感できています。
また、連日、深夜までの仕事をものともせず、突発案件にも冷静かつスピーディに対応している先輩職員の立居振る舞い、仕事の仕方を間近で見ることができ、折に触れて、実際の外交の現場での体験を伺えることは、大変勉強になっています。
現在の仕事を目指したきっかけはありますか?
創大時代は、中国語ダブル・ディグリーコースに所属し、北京への3年間の留学を経験しました。
本来は2年間のコースでしたが、中国での生活が気に入り、さらに私費で1年間、留学を延長しました。この間に、同コースで留学した創大の友人達と切磋琢磨し、北京語言大学に在籍している183ヵ国からの留学生が集うキャンパスで生活し、彼らと交流する中で、世界の広さを感じていきました。そして、中国語という武器を手に入れることができました。元々は、人付き合いがあまり得意ではなく、本を読んでいるのが好きな内向的な性格でした。
しかし、中国での経験を通して、人間関係の大切さを学ぶと同時に、現実の世界の多様性、ダイナミックさに飛び込んで行きたくなり、「外交官になりたい」と、漠然と考えたのがきっかけでした。
学生時代、文学部での授業やゼミで印象深い思い出はありますか?
創大では主に、中国語ダブル・ディグリーコース関係の授業を取り、中国語関係のゼミに所属していました。中国語のゼミや授業の雰囲気は温かく、和気あいあいとしていました。教授の先生方もクラスメートもみんな優しく声をかけてくださり、人付き合いが苦手だった私も、次第に馴染んでいくことができました。
特に、中国語ダブル・ディグリーコースの設立に携わり、授業やゼミも受け持ってくださった高橋強先生は、とてもご多忙の身にも関わらず、一つ一つの授業で、学生との触れ合いに心を砕いておられたのが印象的でした。私の留学中の困難や、外交官試験の受験にあたっては、相談に乗ってくださり、進みたい道を応援してくださいました。様々ご迷惑をおかけしてしまいましたが、大変に有難いと思っております。
その他、印象深い思い出として、当時、1年目の学生が年度を通して所属した少人数の「基礎ゼミ」では、故・山崎純一先生が担当してくださり、高校時代、ほぼ不登校だった私を、いつも温かく激励し、見守ってくださいました。先生のお人柄を、今でも偲びながら、日々、頑張っています。また、同ゼミでは、当時から外交官を目指し、後に共に試験を受験することになる友人と知り合い、刺激を受けることができました。当時、自分はまだ外交官になろうと意識したことはありませんでしたが、留学中に私が受験を思い立ち、ふと彼に連絡した際、「帰国したら、ルームシェアをして一緒に勉強しよう」と言ってくれ、試験の様々な情報や、人間関係を実に気前よく紹介してくれました。彼との出会いが、私の今の進路に繋がっていったと感じています。
大学時代の学びが生きていると感じることはありますか?
直接的には、大学時代に中国語という武器を手に入れたことが、今の進路に繋がっていると思います。しかし、それ以上に、大学時代の様々な挑戦(留学、音楽バンドや中国語コンテストへの積極的な参加、留学期間の延長、外交官試験の受験等)を通して、「あきらめないこと」「自分の生き方を模索すること」を学んだと考えています。また、それは一人でできることではなく、家族、友人、先輩、先生方の温かい応援の上に成り立っていること(=「感謝」)も身を通して学ばせていただきました。
現在も、まだまだ未熟で、成長途中ですが、仕事をする上でも、私的な生活の場面でも、「前向きに悩み抜くこと」、「感謝を忘れないこと」の2点は、自身の思考の根幹であり、生きる上での基本的な姿勢になっていると思います。
創価大学文学部の魅力はなんだと思いますか?
「温かい」の一言に尽きると思います。教授の先生方は、創立者の「学生第一」の理念のとおり、とてもよく面倒を見てくださり、学生たちも安心して、それぞれの個性やキャラクターを包み隠さずに表現できる土壌があったと感じています。
また、創大文学部は、人生の「トランポリン」のようだった、と感じています。自分のように、高校時代に不登校や挫折を経験した人間が、心機一転、もう一度挑戦を始められる場所だったと感じています。本人がそれなりの苦労を覚悟して、やる気さえあれば、今の実力がどうあれ、みんなが応援し、支えてくれました。
これからの目標を教えてください!
外務省には通訳官制度というのがあり、語学力の優れた中堅職員は、総理大臣や外務大臣などが国際会議に出席する際、要人会談を行う際の通訳を担います。当面の目標としては、この総理通訳を目指したいと考えています。今年の6月から2年間、外務省の入省後の研修制度である在外研修のため、中国の大学(もしくは院)への留学の機会が与えられます。そこで中国語や専門性をさらに磨き、その後大使館・領事館での館務に就く中で、仕事のやり方を覚え、総理通訳に相応しい実力を身に付けたいです。
また、長期的な目標としては、やはり、中国の専門家として省内外で認められる、一流の外交官になっていきたいと考えています。
文学部生へ一言
世間では、「専門性が求められる今の時代に、なぜ文学部なのか」などと言われがちです。しかし、専門性以前に、「人間としての力」を磨いていくことが、名聞名利ではなく、地に足を着けて、人生を最後まで走り抜いていく上で大切なのではないかと考えています。
文学とは辛く苦しい人生への解釈の中で生まれるものであり、「文学部人間学科」という名称には、どこまでも「人間」、つまり人生と世界に対し、正面から向き合い、価値を創造していくんだという意味が込められているものと拝します。「文学部人間学科」と名付けられた際、創立者が贈ってくださった以下の指針には、それが端的に表れていると思います。
文学部人間学科三指針(2007.4.2)
一.生命の尊厳の探究者たれ!
一.人類を結ぶ世界市民たれ!
一.人間主義の勝利の指導者たれ!
この指針を胸に、私たち文学部生は、日々、青春の挑戦を重ね、自身の殻を破って行きましょう!
未来の文学部生(受験生)へ一言
今、文学部受験を志されている人の中には、大変な環境の中で、苦労し勉強している人がいると思います。また、頑張りたい気持ちはあるのに、思うように勉強が進まず、苦しんでいる人もいると思います。
そんな中でも、日々、少しでも前へ進んでいけるように、創立者の言葉を贈ります。
「苦悩がないことが幸せなのではない。負けないこと、耐えられることが、幸せである。重圧を受け、「あの人は大変だ」と周りから言われても、平然と、また悠然と、使命の道を歩み抜くことだ。幸福は、忍耐という大地に咲く花であることを忘れまい。これが、本当の人間としての歩み方なのである。」
また、中には受験をして、不合格になってしまう人もいるかもしれません。しかし、創立者は、「大学は、大学に行けなかった人たちのためにあるのだ」と繰り返されています。一度は同じ創大を受験した者同士、進路は違っても、同じ心で、お互いを大切に思い、進んでいけたらいいなと思います。
いずれにせよ、「勝つことよりも、負けないこと」が大切だと思います。目先の結果がどうあれ、今いる場所で、人には見えない努力をひたむきに続ければ、必ず、思いもかけなかった道が開かれていくはずです。
受験生のみなさん、いつか、どこかでお会いしましょう。どうか、最後まであきらめず、頑張ってください!
鈴木真一郎さん
鈴木真一郎さん
いま、どんなお仕事をされていますか?
日本の伝統楽器・箏(こと)の演奏をしています。
箏演奏グループ「和音」のほか箏・和太鼓・津軽三味線による和楽器グループ「縁」に参加しており、全国各地でのコンサートへの出演、お正月やイベントでの演奏のほか、ヴォーカルやダンスなど他のアーティストのサポート出演などもしています。また、演奏だけでなく作編曲もしており、コンサートや結婚式・舞台音楽の担当などもしています。
現在の仕事のやりがいを教えて下さい
やはり演奏をしている上でのやりがいと言えばお客さまに喜んでいただけることです。お客さまに面と向かって「ありがとうございます」と言っていただける職業はあまりない気がします。
また、結婚式は特にそうですが、お客さまの晴れの日に演奏という形で関わるのはこちらも幸せやパワーを分けてもらえます。
現在の仕事を目指したきっかけはありますか?
この仕事をしているとよく「お箏は小さい頃からされていたんですか?」と聞かれるのですが、私が箏に出会ったのは高校の部活動(箏曲部)です。
それまでの音楽経験といえば音楽の授業でリコーダーを吹く程度でしたが、箏曲部での体験はそれまでの人生で一番濃密なものでした。楽器を演奏する楽しさ・合奏する楽しさ・練習した分だけそれが音になって表れるという経験に取り憑かれるようにこの楽器にのめり込んだのを覚えています。
高校を卒業する際に、現在「和音」のパートナーであり創価高校・創価大学の先輩でもある菊池伸城さんから「一緒に演奏活動してみないか」と声をかけられそのままこの世界に入ってしまいました。
いま思えばもっといろいろと考えて始めるべきだったとも思いますが、とにかく「好き」というそれだけの理由で演奏活動を始めました。ただこの仕事をしている人たちは、音楽にかぎらず「何かを好き」という気持ちやエネルギーが特に強い人たちが多いと、周りを見ていて思います。
学生時代、文学部での授業やゼミで印象深い思い出はありますか?
当時、「近代文学」を教えてくださった清水茂雄先生の文学散歩は印象に残っています。
都内には文人ゆかりの土地も多く、墓地や生家などを先生と受講生10人ほどで何度か巡りました。
授業で学んだ文学者の足跡をたどることで、実際彼らがどういう環境で作品を生んでいたかということを町の音や空気感を通じて知れたことはとても深い学びにつながりました。特に寺田寅彦の「団栗」という短編に出てくる小石川植物園を歩いたときは短編の内容が実際の情景として迫ってきたのを覚えています。歩きながら清水先生といろいろな話をしたのも今では貴重な思い出です。
大学時代の学びが生きていると感じることはありますか?
「多様性」や「分断」という言葉がよく聞かれるようになった昨今、「他者と自分の違い」ということについてよく考えるようになりました。
分かり合えない対象を敵とするのは簡単ですが、「相互理解」は人間としての文化的な生活には欠かせませんし、何より違う考え方を受け入れることは自分の成長に繋がります。
小説や映画・絵画・詩・音楽・お笑いといったさまざまな表現の受け取り方は、その読み手の思想や体験に基づいたその人ならではの解釈となり、10人いれば10通りあります。どんな読み方をしてもすべて正解です。さまざまな解釈のあり方を肯定することは、すなわち他者と自分との違いを認め合うことであり、この世界をそのまま受け入れることではないでしょうか。それを学ぶことができるのが文学部だと思います。
私が「近代文学」の授業で学んだ「解釈の多様性」はそのまま「人間の多様性」「文化の多様性」に理解につながっています。
創価大学文学部の魅力はなんだと思いますか?
私が創価大学で学んでよかったと思えることはまわりの学生たちとの出会いです。
先ほどもお話した菊池先輩の言葉を借りることになるのですが、創価大学は世界の最高学府であり、それも単なるIQ(知能指数)の高さではなくEQの高さで世界最高です。EQとは、いま世界中で新しい基準として広まっている考え方で「心の知能指数」ともいうべきものだそうです。
私の在学当時の仲間たちもそうでしたが、みな自身の哲学を持って或いは内面への探究心を持って学びに打ち込んでいました。そうした学生たちとともに学べるというのが創価大学ならではの価値ではないでしょうか。
さらに言えば文学部が扱うのは人生を豊かにする学問分野です。文学や哲学・美術・人文科学など、人間というものを深く知ろうとする学問にほかなりません。そこに集まる学生は一癖も二癖もある個性的な人も多いでしょう。しかし、そうした仲間たちとともに学ぶことで、時には衝突し、様々な経験を重ねていく中で、みなさんの人間性は幾重にも膨らみ、一層魅力的で奥行きのある人格を形成してくれると思います。
これからの目標を教えてください!
大学の時にもっとちゃんとやっておくべきだったと思うことに語学の習得があります。現在、英語と中国語を主に勉強しています。将来は海外で生活・活動してみたいという気持ちがあるので、その時のためにやっと準備し始めたという感じです。結局はいくつになっても学びは大切なのだと最近改めて気づかされました……。
文学部生へ一言
高校の頃、先輩から言われたことで今でもよく覚えているのが「大学に行くのは、大学に行けなかった人のため」という言葉です。
もちろん学んだことは自分の力になりますが、その学びを何のために、また誰のために活かすのか。常に「何のため」と自分に問いながらみなさんは勉強してください。
バイトにしても勉強にしても「何のため」を考えて取り組むことで、ただ「お金を稼ぐ」「単位を取る」以外の目的が見つかり、自分を成長させてくれるでしょう。法学部や経済経営にくらべると文学部で学ぶことは、直接実業や商売に結びつかないことも多いと思います。だからこそ「何のため」を見失わず取り組むことが大事だとは思います。
未来の文学部生(受験生)へ一言
みなさんの年頃が人生でもいちばん悩み深い時期ではないかと思います。私も高校時代は本当に人間関係や自分の内面への悩みが尽きませんでした。例えば私が腹を立てている時、友人が同じように憤慨してくれないことには気が済まなかったし、私のことは誰も理解してくれないと絶望もしていました。しかし、その感情も今ではかけがえのない自分自身の一部だったと実感します。
文学部生はとりわけ自らなにかを表現しようとする人で、詩や小説など文学・音楽・お笑い等の分野に携わる人にも共通することですが、あなたは世界にただ一人の誰にも侵されようのないあなた自身だということを忘れないでください。どんな悩みもやがてあなたを形づくっていく愛すべき一面になるでしょう。表現者にとってはそれが大切なあなたの個性として育っていきます。
ともかくもみなさんは自身の感性を大事に、また周りの先輩や先生の言うことを素直に聞いて、勉強や趣味やバイトなどに一生懸命励んでください。
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小林(山本)美紀さん
小林(山本)美紀さん
いま、どんなお仕事をされていますか?
現在、上海の同済大学で働いています。同済大学は中国で最も早く創設された国立大学7校のうちの一つで、1907年に創立されました。残念ながら、同済大学と創価大学は交流協定がありませんが、私の上司は創立者の本の翻訳も手掛けていますし、同僚には創立者の思想に共鳴してくださっている方もいます。優秀で教育熱心な先生ばかりです。
私はここで外国語学院の日本語学科の外国人教員として働いています。日本語の会話や作文、文学論、日本文化事情などの講義、論文指導などを行なっています。
現在の仕事のやりがいを教えて下さい
同済大学の学生は非常に優秀です。向上心が高く、積極的で、常に前向きです。世界有数の経済都市である上海において、日本語を話せることはそれほどメリットにはなりません。日本語を話せても日本でしか使えないからです。それよりも英語をもっと極めたり、他の言語を学んだりするほうが将来の役に立つはずです。しかし、彼らは日本語を学び、日本文化を楽しみ、日本社会を知ろうとしてくれています。日本人として本当にありがたいと感じます。将来の中日友好を担う青年とともに過ごせる日々はかけがえのないものです。
現在の仕事を目指したきっかけはありますか?
私は長崎県の対馬という離島で育ちました。小さい時から島外の世界へ憧れていて、成長するにつれて「留学したい。海外で働きたい。」と思うようになりました。高校生の時、ニュージーランドから来たALTの先生に日本文化のことを尋ねられたのですが、私はうまく説明ができませんでした。そのため大学では日本文化を学ぼうと決め文学部日本語日本文学科(当時)へ進学しました。
大学では日本文学を学び、博士論文も日本文学でまとめましたが、日本とはどのような国なのか、日本人とはどのような人々なのか、との疑問はずっと持っていました。この問いを追求するためにも、外から日本や日本語を眺めてみることは必要だと感じていました。
外の世界に憧れ、自分の国のことをもっと知りたいと思っている私にとって、海外で日本語教師になるということは自然な選択でした。
学生時代、文学部での授業やゼミで印象深い思い出はありますか?
私は学生時代、お世辞にも真面目とは言えませんでしたが、興味の赴くままにいろいろな授業を履修しました。文学部の先生の授業はどれも面白く、いつも好奇心をかき立てられました。ですから、実際は講義を聞きに行っているというよりも先生方に会いに行っていたと思います。
ゼミは、「源氏物語」を学ぶゼミでしたので、飲みに行った時には「どの女君が好きか。」などの議論で盛り上がりました。また、女子ばかり7人のゼミでしたから、指導教授の西田禎元先生(創価大学名誉教授)のことをひそかに「光君」(「源氏物語」の主人公)と呼んでもいました。今考えると西田先生にはとても失礼なことをしていましたが、先生はいつもあたたかく私たちを見守ってくださり、多くの教えを授けてくださいました。本当にありがたいことです。卒業して10年以上経った今も思い出が色褪せることはありません。とても素晴らしい時間でした。
大学時代の学びが生きていると感じることはありますか?
学びとは少し違いますが、創価大学で接した「優しさ」が今の私を形成していると感じます。
創価大学は優しさであふれています。そして、本気で世界平和をめざす人がいます。実社会ではこれらを見つけることはとても難しいです。ストレスの多さは優しさを忘れさせます。日々の暮らしに精一杯になると世界平和を考える余裕がなくなります。私はそれでもやはり世界平和を目指したいと考えています。もちろん、私の力なんて微力で、国や政治を動かすことなんてできません。ですが、電車で席を譲ったり、飲食店で笑顔で「ごちそうさま」を言ったりするだけで、その人を少しは幸せにできるのではないかと考えます。幸せは伝播しますから、幸せな1人が増えれば、世界はきっと平和になるはずです。甘い考えであることは承知していますが、私はやはり優しさを忘れたくないです。それが創価大生である私の誇りでもあるからです。
創価大学文学部の魅力はなんだと思いますか?
よく「文学部って何勉強するの?」という質問を耳にします。文学部の学びはひと言で表すことができません。しかし言い換えるとそれは「何でもできるところ」なのだと思います。アニメが好きな人はアニメを追求できます。哲学に興味のある人は哲学をとことん学べます。外国語のプロフェッショナルになりたければ外国語しか話せない環境を作り出すこともできます。
私の友人に女性アイドルが大好きな人がいます。推しのためなら全精力を注げるという方です。彼はその大好きを追求し、今、アイドル論の研究者としてとても有名になりました。
文学部に制限はありません。自分の「やりたい、やってみたい」を全て受け入れていれてくれる。それが文学部の魅力です。創価大学の文学部はここに優しさが加わります。あなたの好きな事をそのまま認め、面白いと言ってくれる人々で溢れています。もし好きな事がない方がいれば、必ずここで見つかります。創価大学文学部はあなたの好きな事をもっと好きにしてくれる場所です。それは自分自身をもっと好きになれる場所です。
これからの目標を教えてください!
ある時、学生からこのようなことを言われました。「先生は話しているととても優しいのに、微信(中国のメッセンジャーアプリWeChatのこと)で送ってくる絵文字はとても冷たい時がある。」。もちろん私にそのようなつもりはありません。むしろ優しさを表したくて絵文字を使うことが多いです。ですがそれが反対に感じられていたようです。
これは、同じ絵文字に対する中国人と日本人の捉え方の違いによるものです。幸いにも私は、学生が教えてくれたおかげで互いの捉え方が違っていただけだということがわかり、笑い話にすることができましたが、もし相手が正直な気持ちを打ち明けてくれなかったら、「なんて嫌な人だろう。」と感じたままになるかもしれません。これに類する摩擦はいろいろな場で見られ、大小の問題を起こしています。
外国語が話せれば外国人とコミュニケーションが取れると思われがちですが、実際はそうではありません。大切なのはなぜそのような表現をするのか、なぜそのように言うのかという、言葉の在り方を知ることです。それはその言語を使う人々を思いやることでもあり、自分自身を見つめ直すことでもあると思います。嫌だと感じた時、ちょっとだけ相手の気持ちを考えてみる。なぜ自分は嫌だと感じたのか考えてみる。それだけで無用ないがみ合いは少なくなるのではないでしょうか。外国語を学ぶことで相手を思い、自分を顧みる。そのような学びを提供できる教師でありたいと考えています。
文学部生へ一言
もしかすると、今、将来への不安を感じている方がいるかもしれません。文学部は何でも学べる場であるからこそ、自分がしたいことへの迷いも生じるかもしれません。ですが、私はそれで良いのではないかと思います。今興味を持っていること、気になっていることを追求する。1ヶ月後には興味をなくしているかもしれませんが、それで良いのではないでしょうか。人生は多くの縁で成り立っています。小さな縁が将来大きな結果へとつながることもたくさんあります。「役に立つかどうか」を考えながら日々を過ごすのはもったいないです。全ての出来事は自分らしさを形成する糧となります。毎日の小さな疑問を大切にしながら、楽しい文学部生活を過ごしてください!
未来の文学部生(受験生)へ一言
もしかすると、今、文学部へ進学することを悩んでいる方がいるかもしれません。巷では「文学部の学びって役に立つの?」と言われるからです。そのような声に私はいつも自信をもって答えます。役に立つことばかりが大切なことではありません。
太宰治は「正義と微笑」という作品の中でこう言っています。「日常の生活に直接役に立たないような勉強こそ、将来、君たちの人格を完成させるのだ。(中略)学問なんて、覚えると同時に忘れてしまってもいいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。そうして、その学問を、生活に無理に直接に役立てようとあせってはいかん。ゆったりと、真にカルチベートされた人間になれ!」
勉強とは優しさを知ることです。優しい人が増えれば世界は平和になります。つまり文学部は平和のフォートレスなのです。ですから私は自信を持って答えます。ぜひ文学部でたくさん学んでください!
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三浦雄一さん
三浦雄一さん
いま、どんなお仕事をされていますか?
都内の公立中学校で英語科の教員をしています。今年度で4年目になります。担任としては3年目で、今年度初めての卒業生を出すことになり、楽しみでいっぱいです。
現在の仕事のやりがいを教えて下さい
教員という仕事を一言で表すことは難しいですが、強いて言えば“毎日”です。子どもたちと過ごす毎日の時間がやりがいになっています。
もちろん、いいことばかりではないですし、学級内や部活動などでの問題も多々ありますが、それらを乗り越えていくことで、自らの成長を実感します。また、自らの成長だけでなく、子どもの成長を見ることができたときも、とても喜びを感じます。
昨年、私は1週間程度の入院をしましたが、よっぽど心配してくれていたようで、復帰した日にクラスの子を中心として学年の子がメッセージを書いてくれました。また、クラスが終わるときにもサプライズでメッセージをくれるなど、子どものそういう優しさに触れられた時、特にやりがいを感じます。
現在の仕事を目指したきっかけはありますか?
私が創価大学に入学したときは、実は文学部生ではありませんでした(笑)そんな私が文学部の卒業生としてインタビューをしていただいているのは、とても不思議なことですね。
法学部に入学したときは、私は将来の夢がありませんでした。法学部に入れば、何かしらやりたいことがみつかるだろうと思い、入学したのですが、見つけた夢が、そのままの学部では達成できない、「英語科の教員」でした。
一年次、共通科目の人間教育論を受講しているときでした。その日の授業の内容は、“教育”について考えるというもので、講師の先生がディスカバリーホール内で学生を指名していくスタイルでした。その授業まで、“教育”というものを真剣に考えたことはありませんでしたが、いざ考えてみると、自分が教育そのものにとても熱い思いがあることに気づきました。どれほど熱い思いを持っていたかというと、実は、この授業では、事前に指定された箇所を読んでくる宿題があったのですが、私はそれを忘れていて、準備無しでその授業に臨みました。しかもディスカバリーホールということで、発言なんて全くするつもりもなかったのですが、気づいたら自ら手を挙げて堂々と受講生の前で意見を述べている自分がいたのです。この授業をきっかけに、教員という職を真剣に考え始めました。
ただ、法学部のままでは英語科の教員になることができないため、1年次に文学部への転学部試験を受験しました。無事に合格し、文学部生として再出発することができました。当時、法学部で基礎ゼミの担当をしていただいていた朝賀先生には、「朝賀ゼミから初の英語教師の誕生を願っています」とエールをいただいたこと、感謝しています。
学生時代、文学部での授業やゼミで印象深い思い出はありますか?
先ほど、文学部への転学部をした話をしましたが、実は、法学部から文学部へともに転学部してきた仲間がいました。新開隆くんです。彼の方が先に転学部を決意していたのですが、結果として私もそれに続くような形になり、同じタイミングで転学部をすることになりました。彼も夢が英語科の教員ということで、彼とは受講する授業から何から全て一緒でした(笑)彼も現在、都内の中学校で英語科の教員をしています。今でも互いに連絡を取り合って、英語指導や生徒指導について意見を交換しています。互いに切磋琢磨できる仲間がいて、本当に良かったと思います。
そんな彼と一緒に入っていたゼミが、大﨑さつき先生のゼミでした。大崎先生のゼミでは、第二言語習得理論(Second Language Acquisition)を中心とした英語教育に関する研究について学ぶことができました。大崎先生はとても優しくて、研究以外のことでも、進路や英語学習についてなど、さまざまなことに相談にのっていただきました。ゼミのメンバーもとても明るくていいメンバーで、毎週ゼミが楽しみでした。
大学時代の学びが生きていると感じることはありますか?
大﨑ゼミでは、私は卒業論文として、英語学習者がコミュニケーションをとろうとする姿勢(Willingness to communicate in English)について研究を行いました。日本人英語学習者は、一般的に、英語を使ってコミュニケーションをとることが苦手であるとされます。「英語を学んでも、使うことができない」その現状を変えるべく、まずは、英語学習者がコミュニケーション取ろうとする際に作用する要素について研究を行いました。
私は大学卒業後、創価大学文系大学院国際言語教育専攻英語教育専修(TESOL)に進学しました。TESOLでは、ネイティブの留学生でも“地獄”と称するように、とても難易度の高い学習を英語で行います。留学したことのない私にとって、このようなレベルでの学習はとても大変でしたが、大﨑ゼミでの学びが、私の支えになったことは言うまでもありません。実際、私が書いた修士論文でも、卒業論文で研究した内容のWillingness to communicate in Englishについて、より内容を深めた研究を行いました。大﨑ゼミで、自分自身の基礎を形作ることができたと思います。
創価大学文学部の魅力はなんだと思いますか?
文学部の魅力は、他の学部に比べ、幅広い選択肢の中から自分に合った分野の学びを深めることができることであると思います。そしてまた、色々なことに挑戦している仲間に出会い、互いに刺激しあえることも強みであると思います。
これからの目標を教えてください!
私の夢は、創価の人間教育を体現し、日本一の英語教師になることです。自分に勝ち、日々学び続けていきたいと思います。
文学部生へ一言
一日でも早く、自分にあった分野での学びを深めていってほしいと思います。選択肢が豊富であるがゆえに、悩むこともあると思います。そんな時は、逃げずに、しっかり悩んで、家族や先輩、先生や仲間に相談して、最善の選択をしてほしいです。
未来の文学部生(受験生)へ一言
私は英語教師になるため、文学部に来ました。もし、英語教師の夢をもっているのであれば、文学部がおススメです。たとえ英語教師でなくても、文学部には、他の学部にはない数多くの専門分野があります。ぜひ、いろいろな分野の学びを深めながら、自分にあった学びを深めていってほしいです。
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山崎智美さん
山崎智美さん
いま、どんなお仕事をされていますか?
平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業「プライマリー・コース」の海外派遣を通じて、世界的な人の移動(移住)の問題を専門に扱う国連機関である、国際移住機関(International Organization for Migration:IOM)のナイジェリア事務所で勤務しています。
IOMは、「正規のルートを通して、人としての権利と尊厳を保障する形で行われる人の移動は、移民と社会の双方に利益をもたらす」 という基本理念に基づき、移住に関する様々な課題の解決に努めています。現場主義の機関であることから、2020年末時点で、世界165ヵ国に450ヵ所の現地事務所があります。
現在の仕事のやりがいを教えて下さい
異なるプログラムの担当者と、ナイジェリアの平和と安定という共通の目的の下で協力しながら、新規事業やモニタリング評価計画・ツール、報告書を作成していく業務には、大変にやりがいを感じています。
IOMはナイジェリア国内で活動する最大規模の国連機関で、国内避難民支援や人身売買の防止・被害者支援、国境管理支援など、様々なプログラムを展開しています。こうした多岐にわたるプログラムの事業形成やモニタリング評価、報告書の作成等をサポートすることが、私の所属するプログラム・サポート部の重要な役割です。
現在の仕事を目指したきっかけはありますか?
私がIOMの専門とする「人の移動」に関心を持つようになったきっかけは、大学院在学中にインターンシップを行ったウガンダの難民居住地区での経験です。留学やインターンシップ、旅行などで「自発的」に移動している自分がいるのに対し、ここで生活する難民の人々は、自国での紛争等から逃れるために「強制的」に移動させられ、厳しい生活を強いられていることに胸が痛みました。
学生時代、文学部での授業やゼミで印象深い思い出はありますか?
玉井秀樹先生のゼミ合宿で沖縄を訪問したことです。沖縄戦や米軍基地の課題について現地で様々な人の意見を聞き、「人間の安全保障」についてゼミの仲間と議論した経験はとても印象的深い思い出です。
大学時代の学びが生きていると感じることはありますか?
平和や安全保障上の課題について幅広い知識を身に付けられたことが、現在の実務家としてのキャリアに繋がっていると感じます。
文学部の平和・紛争解決学メジャーでの学びに加え、国際連合研究会の仲間と世界の抱える課題について議論し、フィリピン留学を通じて貧困と開発について学んだことにより、視野が広がり、平和な世界の実現のためには紛争や貧困など様々な課題の克服が必要であると気づくことができました。
創価大学文学部の魅力はなんだと思いますか?
専攻分野の幅が広く、多彩な点です。
私自身、入学当時は英語科の高校教師を進路として考えていたため、「異文化コミュニケーション(英語)メジャー」を専攻するつもりで文学部に入ったのですが、2年次後期に履修した「平和構築概論」の授業に刺激を受け、結果的に3・4年次には「平和・紛争解決学メジャー」(当時)を専攻しました。
創価大学文学部のおかげで自分の興味の分野が見つかり、入学時には想像もしていなかったキャリアを切り開くことができたと思います。
これからの目標を教えてください!
2022年1月末より、Junior Professional Officer(JPO)派遣制度を通じて、IOMギリシャ事務所で勤務する予定です。今後も引き続き避難民支援に尽力していきたいと思います。
文学部生へ一言
ゼミや履修し授業の先生、同期や先輩、後輩等との出会いを大切に、自分力を発見し向上させる努力を続けて行ってください。応援しています。
<未来の文学部生(受験生)へ一言
1・2年次に多様な科目を履修して視野を広げ、3・4年次に興味関心のある専攻分野について学びを深めることのできる点は、創価大学文学部の魅力であると感じます。皆さんの合格をお祈りしています。