留学日記(中国・北京語言大学 中国語DD11期 2019年4月3日⑤)

次の日は麗江古城から出て、ガイドブックに載っていた所に行ってみましたが、ちょっとイマイチ・・・。麗江古城の刺激が強すぎたのかな。早々とホテルに戻り、ホテルのオーナーとおしゃべりをしました。ハルビン出身の威勢の良いオーナー。気さくで会話が弾みました。旅好きで日本を含めいろんな国へ旅行をしているそう。しきりに日本のことを褒めてくれてうれしかったです。
3日目は、ナシ族の聖なる山、玉龙雪山へ行きました。標高が4000M以上ということで、オーナーから酸素ボンベをいただき、車に乗って行きました。
旅行会社が運転する車の中には、他に6人ほど乗っており、全員中国人でした。彼らと一緒に山頂まで行くらしく、半ばツアーのような形で出発しました。
→車に乗って1時間ほどでバスに乗り換えます。そこから30分ほどでロープウェイに到着。ロープウェイの乗り場で既に標高3356M。ひゃー(汗)楽しかった。
→ロープウェイを降りるともうすでに息が苦しい。酸素ボンベを握りしめる。富士山より高い場所によく来れたなあ(笑)。
ナシ族が崇拝するこの山には、誰もよせつけないような厳しさがある一方、太陽が出て陽に当たると柔和な表情を見せてくれているようでした。ホントに息が苦しい・・・酸素ボンベを数秒後おきに使って歩きます。最後に山に登ったのは小学生頃の遠足の時(地元にある小さな山)。そんな思い出が頭をよぎりつつ、どうしてこんなところにいるんだろうと思ってしまいました(泣)。
→けど景色はきれい。苦しい呼吸に感嘆の意が混じる。
→ちょっと一休み。みんなでお菓子や酸素ボンベを分け合う。
→あともうちょっと
→ついに頂上に着いた!標高4680M。ひょー!
→みんなで写真を撮る。みんな本当に元気。私だけ疲れ果てている(笑)。
みなさんは外国人の私にすごくやさしくしてくれました。山頂はすこぶる寒かったのですが、中国人の方々の温もりで暖をとることができました。本当に良い思い出です。
2週間の旅行でしたが、中国南西部の文化や歴史、何より民族のすばらしさを感じることができました。一期一会の出会いもさせていただき、本当に幸せな旅行でした。帰りの電車の中で発熱し、北京へ帰った後一週間寝込んだことを除いては(笑)。皆さんもぜひ、貴州省、雲南省を旅行してみてください!
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