文学部教員・文学部生より:この夏、学生の皆さんに読んでもらいたい、触れてもらいたいもの(2021) 31

「今だからこそ大学生に読んで欲しい、触れて欲しい作品」というテーマのもと、文学部教員・文学部生からおすすめの作品を紹介していただきました。『おうち時間』を活用して、是非、作品に触れてみてください。


 

31.文学部4年生S.I.さん推薦:『虐殺器官』 伊藤計劃 (ハヤカワ文庫JA、2007)
 

9.11以降の世界を舞台にしているSF小説で、アニメ映画化もされています。主人公は大規模虐殺を引き起こした主犯の男を追っていく米軍大尉。テロの本質について踏み込んでいく事細かな描写は、読者の想像力を強く刺激します。

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