2022年01月13日 14時15分

演劇の理論と実践を学ぶ演習(ゼミ)の授業で演劇ワークショップを開催しました!

演劇の理論と実践を学ぶゼミで演劇ワークショップを開催!

 

文学部3年大野ゼミ(表現文化メジャー)の授業に藤岡正明氏を講師に迎え、特別授業として演劇ワークショップを開催しました。
藤岡氏は「レ・ミゼラブル」のマリウス役でミュージカル界に進出。その後、「ミス・サイゴン」のクリス役で一躍脚光を浴び、以降数々のミュージカル作品に欠かせない存在となっています。2017年の舞台「欲望という名の電車」に出演。役者としても高い評価を得ました。

また、自らの演劇ユニットを立ち上げ、脚本・演出・音楽・出演すべてを手掛けるなど、多才ぶりを発揮しています。

特別授業では、まずウオーミングアップで頭や体をリラックスさせ、呼吸法などのレッスンを受けました。徐々に声の出し方、喋り方のトレーニングと進み、学生たちは言葉のキャッチボールを楽しみました。そして、どうすれば正確なコミュニケーションが行えるかを学びました。これは演劇の分野のみならず日常の生活、社会人として身に付けるべき重要な要素です。

授業の最後には「欲望という名の電車」の一場面を、学生たちが演じることとなりました。

藤岡氏は「自分の感情だけで芝居をしてはいけない。芝居では相手がどういう台詞まわしをするかが分かっていないと、巧い演技は出来ない。」と強調していました。

大野久美教授は「ワークショップを通して、社会で必要不可欠となる対話・コミュニケーション力の基本は演劇の手法にあることを体験、実感することができた。今後も演劇の理論と実践を深めることで学生たちの人間力を高めていきたい。」と述べました。

ページ公開日:2022年01月13日 14時15分
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