「今だからこそ大学生に読んで欲しい、触れて欲しい作品」というテーマのもと、文学部教員・文学部生からおすすめの作品を紹介していただきました。3年連続の夏企画です!是非、作品に触れていただき、充実した夏休みをお過ごしください。
11.蝶名林亮 准教授 推薦 『風立ちぬ・美しい村』 堀辰雄 (岩波文庫)
ジブリの映画作品で再び注目を集めましたが、日本の夏ということで心に湧いてきた作品です。物語(『風立ちぬ』)中盤の美しい夕暮れの風景をめぐる主人公自身の心理描写が印象に残ります。幸福というものを考えさせられる作品です。