〈憧れのフランス短期交換留学！〉

皆さんこんにちは！8月下旬となりましたが、酷暑の続く日本に対し、イギリスは既に肌寒くすっかり秋らしい気候となってきました。

今回のDD日記では、私が夏休みに行ったフランス短期交換留学ついてご紹介します！

私たちDD9期は、創価大学入学時から全員フランス語を学んでおり、バッキンガム大学でもフランス語の授業を履修しています。

今春、バッキンガム大学のDELF B2以上のフランス語履修者を対象に、3週間のフランス交換留学の募集がありました。私たちは現在、DELF B1というレベル(フランス語中級レベル、B2の一段階下)の授業を履修しているため、交換留学のための条件が満たせていませんでした。応募の条件が満たせていなかったのに加え、定員が5人という少人数だったこともあり、フランス交換留学は叶わないと思っていました。

しかしそれでも私は諦めきれず、毎回の授業の後やメールを通して、フランス語の先生にしつこいほどに交換留学のチャンスをいただけないか直談判していました。そんな中、奇跡的にB2レベルの履修者の中から交換留学への参加辞退者が出たことで枠が空いたことと、フランス語で好成績を残せていたことが重なり、フランスの大学側から交換留学への参加を特別に認めていただくことができました！

そんな奇跡が重なり、7月3日から3週間、フランス西部のナントという都市にある、ICES（ヴァンデカトリック大学）にバッキンガム大学の交換留学生として留学をしました。

具体的には、朝9時半から夕方5時まで、フランス語のレベルによって分けられたクラスで、ほぼ毎日フランス語の授業が行われました。授業の内容は、文法や単語をみっちり勉強したのはもちろん、フランス語でのプレゼンテーションなども行いました。

正直に言うと、授業を通して自身のフランス語のレベルの低さをこれでもかと痛感しました。特に、バッキンガム大学ではフランス語を英語で学んでいますが、ICESでは当たり前ですがフランス語をフランス語で学んだため、そもそも先生が言っていることを理解することも一苦労でした（もちろんわからないところは英語でサポートしてもらえました）。

授業以外にも、様々なアクティビティが用意されており、遊園地やビーチ、水族館など、同じプログラムのメンバーと先生と共に観光を楽しんだり、授業後にパーティーをしたりしました。

特に印象的だったのは、ICESから車で1時間半ほどの場所にある、La Rochelleという都市です。フランス西海岸に面するこの都市は、街の雰囲気や海が本当に綺麗でした。春休みに旅行で訪れたパリとは全く違う雰囲気で、人生でもう一度訪れたいと思うほど思い出に残る都市となりました。

そして何より、今回の交換留学でたくさんの素敵な出会いに恵まれました。

バッキンガムから来た学生以外には、アメリカ、メキシコ、プエルトリコ、ベルギー、韓国、台湾という世界各国から集まった仲間と共に3週間を過ごしました。3人の先生方も本当に親切で明るい方々で、同じプログラムの学生・先生方みんなと出会えたことが、今回の留学の何よりの収穫となりました。また世界のどこかで再会できたらいいなと心から思っています。

今回、10年続く歴代のDD生で初めてバッキンガム大学から第3の国へ交換留学をすることができました。

もし創価大学の交換留学生として海外大学に留学していたら、このような機会は絶対にありませんでした。正規の学生としてバッキンガム大学で勉強ができるDDだからこそ、バッキンガム大学の交換留学生としてフランスで勉強できたため、DDの強みや特長がさらに広がった機会となりました。

DD生としてバッキンガム大学で勉強できていることは本当に貴重な経験であると日々実感していますが、今回バッキンガム大学の交換留学生としてフランスへ留学したことは、さらに貴重な経験をさせていただいたと感謝の思いでいっぱいです。

今回私が経験した交換留学が未来のDD生の指標となれば、これほど嬉しいことはありません。

バッキンガム大学ではもうすぐで試験期間に突入し、早いもので次の学期がバッキンガムで過ごす最後の学期となります。

残り約4ヵ月となった留学期間ですが、1日1日を大切に、DD9期3人で最後まで切磋琢磨し、助け合いながら日々精進してまいります。

次回のDD日記もお楽しみに！

Lily