2022年09月22日 10時11分

留学日記(イギリス・バッキンガム大学英語DD9期 2022年9月22日) 

〈灼熱の夏学期〉

 

こんにちは!いつもDD日記を読んでくださり、本当にありがとうございます。

今回は、夏学期(7月~9月)に履修した授業の紹介になります。写真をたくさん載せましたので、是非最後までご覧ください!

 

1.French フランス語

今学期は、英語でいう大過去と関係代名詞の文法を勉強しました。前学期の内容の活用が多かったので、忘れていたことを復習しつつ、演習を重ねて試験に備えました。

今までフランス語の授業は、フランス出身のKarine先生とベルギー出身のJean Frederic先生のお二人にお世話になっていましたが、今学期でJean Frederic先生がバッキンガム大学を離れ、オーストリアで国連関係の仕事に就かれることになりました。入学当初から毎週のフランス語の授業でお世話になり、お父さんのような存在でした。学期の最後にKarine先生が大学近くのお店でお別れパーティーを開いてくださり、クラスメイトたちとJean Frederic先生を囲みながら、将来のこと、ヨーロッパ諸国の歴史や現在のこと等、約3時間様々なことをお話させていただきました。

2.Shakespearean Drama シェイクスピア演劇

みなさんも一度は耳にしたことがあるであろう、シェイクスピアの演劇を読み解いていきました。本授業では主に、リチャード3世 (Richard Ⅲ)、十二夜 (Twelfth Night)、マクベス (Macbeth)、テンペスト (The Tempest)の4つの作品に焦点を当て、狭く深く勉強してきました。言語や物語の展開、歴史に触れながら、各作品の特徴や類似点、相違点等を学びました。中でもマクベスの演劇は、日本人脚本家の黒澤明さんによって日本風にアレンジされた映画「蜘蛛巣城」と照らし合わせながら勉強しました。

この授業では、2回フィールドワークがありました。両方ともシェイクスピアの演劇を見に、実際に劇場に行ってきました。平日だったにもかかわらず席はほぼ埋まっており、現代でもシェイクスピアの人気ぶりがうかがえました。

3.Modernist Writing モダン文学

この授業では、イギリス文学の中でもモダン期と呼ばれる、第一次世界大戦前後の文学作品を読み解いてきました。「意識の流れ」が特徴の一つとしてあげられますが、簡単に言えば、登場人物の会話が少ない作品が多いです。その代わりに、それぞれの考えていることが事細かに書かれます。加えて、一文の中で登場人物の視点が目まぐるしく変わり、今は誰の番?ということが頻繁に起こりました。要するに、とても難しい授業でした。
 

シェイクスピアの授業と同様、DD8期の先輩方と一緒に受講し、互いに助け合いながらなんとか乗り越えることができました。8期の先輩方は夏学期でバッキンガムでの勉強が終了し、秋休みに帰国してしまいました。最後の授業で、記念に先生と一緒に写真を撮っていただきました。

おまけ

夏学期中、ヨーロッパでは過去最大級の熱波が押し寄せ、イギリスでは初の40℃台を記録しました。この影響で、何と大学の授業が休講になるなどの措置がとられました。例年の7月、8月の平均気温はいずれも20℃前後です。暑さに慣れてない、イギリスならでは出来事でした。

私はどうにか熱波から逃げようと考え、イギリス最南端に位置する有名なリゾート地であるブライトン(Brighton)に行きました!当日のイギリスの最高気温は34℃でしたが、さざ波の音に癒されながら、涼しく過ごすことができました。余談ですが、熱波が過ぎ去った後に、Modernist Writingの授業でBrightonが舞台となった文学作品に触れ、「あ、行ったところだ!」となんだか感動しました。

来学期がいよいよ最後!悔いのないよう一生懸命学んで帰ります!


 

Jimmy

ページ公開日:2022年09月22日 10時11分
  • キャンパスガイド2023文学部
  • 英語DD
  • 中国語DD
  • 【留学日記】イギリス・バッキンガム大学 夏期語学研修
  • 【留学日記】インド・セントスティーブンカレッジ 春季語学研修