留学日記(イギリス・バッキンガム大学英語DD11期 2023年7月27日)
<イギリス生活で驚いたこと!>
こんにちは!
DD日記をご覧いただきありがとうございます。
今回は、私が驚いた日本とイギリスの違いをご紹介したいと思います!
海外初経験の私個人の感想になるので、イギリスに限った話ではない内容も含まれるかもしれませんがご了承ください。
私にとって生活していく上で驚くことや日本と違うと感じる点は多く、とても全ては書ききれませんが、今回は学校、天気、お金、交通の4つに分けて紹介します。
1.学校生活
バッキンガムに来て最初の授業時に、時間感覚の違いに戸惑いました。私は授業が始まる10分前には教室に着くように部屋を出ましたが、教室に着いても電気がついておらず、先生も学生もいませんでした。先生が教室に来たのは授業開始数分前、そしてほとんどの学生たちは授業開始時間ぴったりかその数分後に教室に入ってきました。時間にルーズとまではいかないものの、5分前行動のような感覚はないのだととても驚きました。私もそれ以降はなるべく時間ぴったりを目指すようにしています。授業開始、終了時のチャイムもなく、授業時間が延びたり逆に早く終わったりすることにも驚きました。長時間の授業時には、途中で先生が「10分休憩を取ろう」と言うことがあるのですが、15分〜20分の休憩になることもしばしば。
また、新しくできた友達などと話すときに、私が「バッキンガム大学では英文学を専攻している」と言うと、「どの作家、作品が好き?」や「なんで英文学を学んでいるの?」と聞かれることがよくあります。文学を専門としていなくても本や作家について詳しい学生が多い印象です。私の知らない作品やおすすめの作家をたくさん教えてくれるので、読書好きの私は話していてとても楽しいです。以前パーティで出会った友人とは、文学について語り、一緒に物語を創作して仲良くなりました。日本にいて初対面の人と物語を作ろう!となることはあまりないですよね(笑)
学生の、文学に対する関心の高さにとても驚きました。
授業時間ぴったりを目指すようになったことで、授業に行くまでの朝の時間にも変化がありました。
去年(万葉国際寮)
7:00 起床して洗顔と着替え、朝ご飯
7:30 メイク、ヘアセット(約1時間!?)
8:40 部屋を出る
8:45 教室到着
9:00 授業開始
寮の中を走り回って朝からドタバタでした。
現在(バッキンガム大学の寮)
8:00 起床、メールチェック(日本からのメール等は夜中に溜まるため朝起きてすぐチェックしています)
8:20 洗顔と着替え、朝食+ティータイム
8:45 ぼーっとしたり、授業課題の確認をしたり…。
8:57 部屋を出る
9:00 教室到着
周りにメイクをしている学生がほぼいないため私もしなくなりました。のんびりと朝の時間を過ごしています。
2.天気・気温
バッキンガムに到着した4月上旬はとても寒かったことを覚えています。ヒートテックとダウンコートが必須なほど寒く、部屋のヒーターを最大限に強く設定して過ごしていました。5月もずっと寒かったので実家からお気に入りの毛布を送ってもらいました。というのも、5月に入ってヒーターが止められてしまいました。「イギリスの人たちにとってこの気温はもう寒くないのか…」と鳥肌が立ちました。5月下旬、最高気温が20℃に達した日に外を歩いていたら、学生や子ども達が川に入ったり水鉄砲で遊んだりしていました。私はその日、ヒートテックの上にセーターを着ていて、部屋ではモコモコの靴下を履いて生活をしていたので目の前の光景に唖然としました。(笑)6月ごろに何日か28℃ほどまで上がる日がありましたが、7月現在の最高気温は20℃前後が多いです。昨年は暑い日が続いていたようですが、今年の夏は一瞬で終わったようです。
また、夏季は日照時間が長く、夜9時半頃まで明るい日もありました。夕方の5時くらいかなと思っていたら夜の8時だった、なんてこともよくあります。
天気が変わりやすいことも驚いたことの一つです。数分前まで晴れていたのに気づいたら土砂降りだったり、と思ったらもう太陽が出ていたり…。変わりやすい天気に翻弄されています。
イギリスは天候が優れない日が多い印象がありましたが 、調べてみたところ、ロンドンの年間降水量は東京の約半分程度だということが分かりました。
3.物価・お金
外食費がとにかく高いです。日本のようにワンコインで美味しいものが食べられるなんてことはまずないと言って良いでしょう。日本のレストランの値段と質は素晴らしいものだと感じます。
外食は値段が張るのに対し、スーパーの商品はそれほど高くないものも多いです。特にパンやパスタ麺、野菜果物などが安いため、私は外食はほとんどせず自炊で生活費を抑えています。
日本で取り扱っている海外ブランドも、イギリスの方が割高、なんてこともあります。ヨーロッパ圏のブランド品は日本で買うよりイギリスで買った方が安いのでは…と思っていたのですが、実際に値段を比べてみると日本で買った方が安いものが多いです。これは円安の影響も強いのでしょうか。
現在は1ポンド約182円で、留学が始まった4月と比べて、20円ほど値上がりしています。大学内の自動販売機でペットボトルの水を購入すると2ポンド程度なので、日本円に換算すると、なんと約360円です!
家計簿を付けるのが嫌になりそうです…(笑)
4.交通
最後に、個人的に1番面白いと感じる交通に関する違いです!
まず、歩行者用信号機の青の時間がとても短いです!日本の歩行者信号の青信号が点滅しているくらいの時間しかありません。のんびり歩いているとすぐ赤になるので気をつけないと轢かれます。(笑)また押しボタン式のため、待っているだけでは渡れません。写真の下の方に見える丸い銀色のボタンを押します。
タクシーに乗って大通りを走行中に驚いたことは、高速道路への合流車線の見晴らしが良すぎることです!日本で車を運転する時、私は高速車線に合流するのが苦手なのですが、イギリスではその心配はなさそうです。合流車線の距離がとても長く、車線変更のタイミングが掴みやすそうです。さらに場所によっては合流車線がそのまま高速車線となり、片側4車線道路になることもあります。土地が広大な場所ならではの広々とした道路です。
そしてもう一つは、ラウンドアバウトもしくは環状交差点と呼ばれる丸い交差点です。イギリスに来て初めて目にしました。私が知っている限りほとんどがこのタイプの交差点です。初めは物珍しさに感動していたのですが、車の速いスピードでぐるぐる回るのが私には酔いやすく、今では苦手だと感じています。(笑)
まだまだ語りたいことは数えきれないほどありますが、今回はこのくらいにしておきます。また少しずつ紹介できたらと思います!
硬水で髪の毛が傷んだり、網戸がなくて虫が入ってきたり、トイレにウォシュレットがなかったり、いちごフラペチーノがなかったり…。日本では当たり前だったものがなくて驚くこともありますが、この生活を通して改めて日本の素晴らしさを感じています。
あっという間に私たちの夏休みは終わり、夏学期が始まってもう2週間が経ちます。
創大は今がちょうど試験期間のようです。頑張ってください!!
夏休みの前半には友人たちとオックスフォードを観光しました!街並みがとても綺麗でした。
博物館や有名な教会などを案内してもらい、とても楽しい一日となりました。オックスフォードには何度か訪れていますが、観光したのはこの日が初めてでした。バッキンガムからバス一本で気軽に行けるのでまた行きたいと思います。
この日は暑く、また沢山歩いて疲れたため皆でアイスを食べました!次回もお楽しみに!
R.S