〈秋学期が終わりました！〉
 

明けましておめでとうございます！

DD日記をご覧いただきありがとうございます。

今回は、遅くなってしまいましたが12月までの秋学期に受けた授業と、3週間の冬休みを簡単に振り返っていきたいと思います！

10月頭から12月中旬までの秋学期は、いつも言っているようですが本当にあっという間でした。日に日に気温が下がり、本格的な冬を前に身構えながら、八王子の冬も寒かったな…と昨年の冬を思い出しています。

秋学期に私たちが受けた授業は「French」、「Literary Journalism 1642-Present」、「Reading Genders」の３つでした。

「French」の授業は、夏学期に引き続き新しい文法や表現をたくさん学びました！主に過去形を鍛え上げ、期末試験に臨みました。今回も文法、スピーキング、リーディング、リスニング、ライティングの５つの試験が実施されました。なんと、毎回苦戦していたスピーキングテストで先生からお褒めの言葉をいただくという、私的にはとても嬉しい出来事がありました！少しだけフランス語に対して自信を持つことができました。

実は先生は長年私たち創価大学のDD生を見てくれていたのですが、秋学期をもってバッキンガム大学から去ってしまいます。大好きな先生だったためとても残念です。テスト後に先生と上級のフランス語を履修している学生たちとみんなで近くのカフェに行きました！先生以外は全員初めて会う学生たちでしたが、彼女たちはとてもフレンドリーなだけでなく、1人は日本への留学経験があり、日本の話題で盛り上がりました！とても寒い夜でしたがみんなで飲んだホットチョコレートはとても温かかったです。

「Literary Journalism 1642-Present」は、17世紀から現代に至るまでのジャーナリズム、つまり新聞や雑誌の記事、スピーチについて学ぶ授業でした。ナボコフやヘミングウェイ、ディケンズといった昨年創大で学んだ文豪たちも登場し、興味深い話ばかりでしたが個人的にはかなり難しいと感じる授業でした。特に第1週目の授業で取り扱った17世紀のスピーチ文は、現代の英語とは違う部分があり、さらに口語文で書かれていたため最後まで読み切るのにかなり時間がかかりました。

「Reading Genders」は、女性作家が描いた物語に焦点を当てて読み解いていく授業でした。作品を通して女性史やジェンダー史、フェミニズムなどについて考える機会となりました。この授業で取り扱った作品はどれも面白いものでしたが、私が特に気に入った作品は、イギリスの女性作家Jane Austenの「Sense and Sensibility」という小説です。描かれている貴族たちの交差し合う人間関係は、まるで現代のテレビドラマのようでした。

そして期末試験を経て冬休みに入りました。まず私はオックスフォードのクリスマスマーケットに行ってきました！規模は小さめですが様々な国の食べ物があり、1日では食べきれなかったため翌日に再び訪れることになりました…！(笑)

ホットワインにチョコレートマフィン、ファッジ 、チュロス、ガトーショコラ、インド料理、ネパール料理、パキスタン料理などなどたくさんの美味しいものを友人とシェアして楽しみました！

楽しいひとときを過ごした後、私は成人式のために日本に一時帰国しました！日本の乾燥した冬に体が慣れず帰国後すぐに体調を壊しましたが、回復して充実した冬休みを過ごすことができました。限られた時間ではあったものの、部活に参加したり、学部の友人や共に留学に挑戦している仲間、地元の友達に会ったりとリフレッシュすることができました。

年が明けてイギリスに戻り、今週から既に新学期が始まっています。

日本では年明け早々に大きな地震がありましたが皆さまご無事でしょうか。一刻も早い復興をお祈りしています。

大学に入学する前は、地元以外の出来事を見聞きしてもどこか他人事のように思っていました。しかし創価大学で日本各地、また世界から集った友人たちと出会ったことでそれらの出来事が全て身近なものとなりました。さらに、留学を通して現地で出会う友人たちの出身国や世界全体に目を向けることが増えました。

今年の目標は1人でヨーロッパを旅行することです。去年はイギリスから出ることなく過ごしてしまったので、残り1年を切ったDDでの留学生活を充実したものにしていきたいです。1人でも楽しめる場所、女性が1人で旅行するのにおすすめの国や地域があればぜひ教えてください！

次回もお楽しみに！