留学日記(中国・北京語言大学 中国語DD15期 2024年2月26日)

<西安3日目>
西安旅行3日目です!本当は朝早くから朝市に行く予定でしたが、前日夜遅くに帰ったため11時ぐらいに行動開始しました。
この日向かったのは洒金桥という朝市です。洒金桥は唐の時代、皇帝の城内に建設されたまちの一部です。バオズや桂花糕、牛肉饼などを食べました。牛肉饼はやっぱり脂が多かったので、今後は控えようと思います。
桂花糕は日本語で言うと金木犀のケーキという意味です。ちょっともちもちした生地に、金木犀香る蜜がかかっていて女性向けです。私の前に並んでいた母子も1人一つずつ買っていてほっこりしました。ただ、生地自体はかなり密度があるのですが味がついていないので、正直食べていて飽きます。写真を振り返っていると大きな柘榴が売られていますね!これすっごく食べたくなりました(T ^ T)




この後、西安にある博物館に行こうと向かいましたが、ここで事件発生!私は毎回旅行でミスをしている気がします。いろんな経験ができて面白いですね!本来は西安博物館に行く予定でしたが、間違えて陕西歴史博物館に行ってしまいました( ; ; )
なんとか西安博物館にて展示を眺めていると、友人から連絡が入りました。なんと博物館に着いて20分で退館!!

退館直前に1番面白そうな区画の展示の写真をなんとか撮りまくりました。
曰く、隋の時代に始まり、唐の時代に興盛した西市は、その当時世界最大規模の商業・貿易の中心地でした。そのため、金市と讃えられていました。
その他、唐の時代に関わる茶器や食器、茶文化に関わる文書、雑技、女性の金櫛、それぞれの時代のトレンドメイクなど内容が豊富でした。




最後に友人と一緒に洒金桥へ向かいました。午前行ったよりもたくさんのお店を巡りました。みなさん柿子饼はご存知ですか?日本で言う干柿を揚げ餅のようによく揚げたお菓子です。食感はネチネチしていてたまらなく美味しい!中にナッツが細かく砕かれたソースが入っており、一個で満足感がすごい!これ一つ3元(60円)です。安すぎませんか?!
スニッカーズやヌガー、ティムタムが好きな方はこの柿子饼がお口に合うかもしれません。
他には羊肉の串刺しを食べました。太めの木の枝に肉が刺さっていたり、筋を業務用のハサミで切り込みながら焼いていて、ワイルドでした。


お土産に20個入りの干柿を購入。一つが女性の握り拳ぐらいの大きさです。日本ではお高めの干柿、中国ではお土産用の箱包装を含めて約50元(1000円)とかなりお安い。ここまで満足に美食を味わえる西安、食のためだけに母を連れてまた来たいですね。
夜はホテル近くの夜市に行きました。臭豆腐という、読んで字の如く臭い豆腐を購入。黒い木綿豆腐を揚げ、辛いソースやパクチーをトッピングします。日本で言う納豆のポジションに位置する臭豆腐、これがとても美味しいんです。次の日は午前に新幹線で帰るのでお酒は控えますが、機会があれば臭豆腐とビールのマリアージュを試してみたいですね。
前回のハルビン旅行から学び、食を積極的に攻めた西安旅行。堅実かつ挑戦的にジャンル開拓を頑張ってみました。
みなさんも、魅力の詰まった唐の都・西安にぜひフードファイトへお越しください。

これにて15期のDD日記は終了になります(多分)。
約1年間、15期の留学生活を見守ってくださりありがとうございました!
The END
M.K.