2020年度から行ってきました文学部HPの夏企画「この夏、学生の皆さんに読んでもらいたい、触れてもらいたいもの」を今年も実施いたします。高校生やHP閲覧者の皆さんの夏休みが充実するような作品を紹介していきたいと思います。
7.蝶名林亮 准教授 推薦:『「いじめ」をめぐる物語』 江國香織・荻原浩・小田雅久仁・角田光代・越谷オサム・辻村深月・中島さなえ
朝日新聞出版
タイトルにあるように、今の日本の文芸界を代表する作家たちによる「いじめ」をテーマにした短編集です。つらい経験をお持ちの方は読まない方がよいかもしれません。個人的には中島さなえの「メントール」に強い読後感を持ちました。