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2015年03月01日

メキシコ・グアナファト大学と共同研究を開始

 グアナファト大学での円卓会議(前列、左から3番目が宮崎教授)
グアナファト大学での円卓会議(前列、左から3番目が宮崎教授)
本学法学部法律学科の宮崎淳教授が「日本とメキシコにおける水資源管理の法制度に関する比較研究」のテーマで、グアナファト大学工学部のセルヒオ・シルバ教授と共同研究を開始しました。
この研究は、重点課題として水問題に取り組んでいるグアナファト大学から、水管理の法理論を研究する宮崎教授への協力要請によって開始されました。共同研究のスタートアップとして、2015年2月23日~3月1日にかけてメキシコの水資源管理に関する法制度およびその実態について調査を実施しました。また、同大学で円卓会議を開催し、河川水と地下水の管理に関するルールや流域管理の現状と課題について意見交換を行いました。
宮崎教授は、「水資源管理の比較研究によって、水問題の解決に向けた新たな視座を見出し、持続可能な社会システムの構築に少しでも貢献できるように努力します」と今後の研究の展望について語りました。
本学は1990年にメキシコ・グアナファト大学と学術交流協定を結んで以降、研究交流および共同研究をはじめ、100名以上におよぶ交換留学・短期研修等の学生交流を続けています。文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援」の採択をうけ、世界48ヶ国・地域155大学とのネットワークを生かし、今後いっそう多様な共同研究および学修プログラムの構築に取り組む予定です。

左下の画像はグアナファト大学が配信した記事になります。

(日本語訳)
「創価大学の宮崎淳教授を迎えられたことを光栄に思います」
創価大学の宮崎教授をグアナファト大学に招聘し、メキシコの水管理のための法的枠組みについて話し合いが行われた。そこでは、地表水と地下水の管理に関する一般規制や行政の枠組みについて議論された。議論は、水資源の水質や分配をどのように管理していくか、排出された汚水の管理方法、さらには水に関する紛争解決といった広範囲に及んだ。
ページ公開日:2015年03月01日