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2016年06月25日

工学研究科大学院生が国際幹細胞学会においてトラベルアワードを受賞

アメリカのカリフォルニア州のサンフランシスコで、6月22日~25日に開催された国際幹細胞学会(International Society for Stem Cell Research)において、本学工学研究科生命情報工学専攻・博士後期課程の伊藤和義さんの発表要旨がトラベルアワードに選出されました。
 
国際幹細胞学会は、幹細胞研究の情報を共有する目的で2002年に発足し、毎年世界各国から約3,500人が参加します。今年の学会において、1,300を超える発表要旨の提出がありました。
伊藤さんは「Dual roles of Mucin-type O-Glycan in maintenance of hematopoietic stem cells in Drosophila」のタイトルで、モデル生物のショウジョウバエにおいて、O結合型糖鎖の1つであるムチン型糖鎖(T抗原)が、造血幹細胞の未分化性維持に機能することを明らかにしました。
 
伊藤さんは、「担当教授の西原祥子先生をはじめ、この研究に携わった西原研究室のメンバーに深く感謝しています。これからも博士号取得に向けて地道に研究を続けてまいります」と語りました。
ページ公開日:2016年06月25日