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2016年06月19日

日露青年フォーラムに本学看護学部生が参加しました

本学看護学部2年生の横手明子さんが、日露青年交流センター主催「日露学生フォーラム」の日本代表に選ばれ、6月14日(火)から19日(日)の間、ロシア・モスクワ市、エリカテリンブルク市で実施されたフォーラムに参加しました。

このフォーラムは、日露両国の政府間協定に基づき設置された日露青年交流センターが、短期派遣プログラムとして日本人青年を派遣し、ロシア人青年との意見交換やロシアへの理解を促進し、相互理解を深めることを目的としています。

今回の研修に参加した横手さんは次のようにフォーラムの感想を語りました。

「日本の参加者は、28名中26名が大学生で、2名は社会人の方でした。ロシアでのプログラムは、前半はモスクワ市で『オリンピックやパラリンピックのボランティア活動』についてディスカッションを行いました。ソチオリンピックでの経験を、東京オリンピックに活かせるかという視点から、意見交換が行われました。世界各国から選手や関係者を受け入れるにあたっての配慮について、日本側から質問し、ロシア側から、『ロシアはもともと多民族国家だから、特別な配慮は必要なかった』との回答があり、文化の違いを感じました。後半は、モスクワの東部に位置するエカテリンブルク市へ移動し、ヨーロッパとアジアの境界線を見学しました。ウラル連邦大学の学生と、『健康増進のためのスポーツの発展について』などのテーマで、プレゼンテーションが行われました。また、ロシアバレエを鑑賞する機会があり、ロシアの芸術に触れることもできました。
ロシアの青年と交流を通じて、日本では、今、グローバル化が求められていますが、自国に目を向けて、自国のことをもっと理解して、外へ伝えていくことが重要だと感じました。これから私が見てきた等身大のロシアを、家族や友人に語っていきます。そして、今回のテーマにあった『オリンピック・パラリンピック』では、2020年東京オリンピックに、看護師として関わることができたらと思っています」
ページ公開日:2016年06月19日