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2016年06月28日

「創価大学タイ事務所」を設置しました

2014年度に文部科学省より採択された、スーパーグローバル大学創成支援の取り組みの一環として、タイ・バンコク市のタマサート大学に「創価大学タイ事務所」を設置しました。
6月28日(火)にタマサート大学教養学部棟で開所式を行ない、タマサート大学のノーラニット評議会議長(元学長)、ソムキット学長、二ティナット副学長、ダムロン教養学部長、在タイ日本国大使館の佐渡島志郎大使、小林茂紀参事官、タイに事務所を置く日本諸大学の関係者ら約60名が参加しました。

同事務所では、日本への留学を考えているタイ人学生への情報提供や相談等に応じるとともに、本学学生がタイに留学した際のサポートや、タイ国内の協定を結ぶ大学との連携強化に取り組む予定です。本学の海外拠点は、2005年に設置した中国の「創価大学北京事務所」に続いて2ヵ所目となります(2016年6月現在)。

開所式では、ダムロン学部長からの設置についての経緯の報告、ソムキット学長の挨拶の後、本学の馬場善久学長が挨拶にたち、昨年4月にタイ王国のシリントーン王女が来学したことや、タマサート大学をはじめタイの3大学との交流実績があることに触れながら、「より一層、相互交流に取り組み、タマサート大学をはじめ、タイの諸大学と連携しながら、本学の教育研究活動の国際展開を図ってまいります」と述べました。
続いて、日本大使館の佐渡島大使は、「タイと日本が修好宣言してから、明年で130周年を迎えます。創価大学のタイ事務所を拠点とし、タイと日本の学術教育の発展だけでなく、両大学の交流を通じてイノベーションをもたらす人材の育成に取り組んでください」と語りました。
最後にノーラニット評議会議長が、1985年にタマサート大学と創価大学が交流協定を締結して以降、着実に交流を推進してきた点に触れながら、創価大学タイ事務所を通じたさらなる相互交流への期待を述べました。

また、同日に開所式とともに、本学国際教養学部とタマサート大学教養学部との学部間交流協定書の調印式を行いました。これまでの大学間交流に加え、両学部間でも学生や教員の交換プログラムをスタートします。
ページ公開日:2016年06月28日