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2016年10月23日

米国・ワシントンD.C.で開催された「第3回TOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議」に本学GCP生が参加しました

現在、米国・バージニア州のメアリーボールドウィン大学に交換留学中の法学部3年生(GCP5期)の立野未奈子さんが、10月20日(木)~23日(日)、ワシントンD.C.で行われた「第3回TOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議」に参加しました。

TOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議※は、日米の学生をリーダーへと育成・教育することを目的とした、米日カウンシルと東京米国大使館主催のプログラムです。アメリカの大学に留学中の日本人学生と、アメリカ人の大学生および院生が共にリーダーシップトレーニングを受け、異文化への気付きを高め、日米両国の人と人との繋がりを強める機会を提供しています。

この会議では、「リーダーシップ」「伝統」「公益活動」をテーマに講演やワークショップが実施され、参加した日米の大学生・院生42名が、グローバル人材に必要な異文化間のネットワーキングスキルやリーダーシップスキルを学びました。また、官民をはじめ様々な分野のリーダーや参加者同士との交流を通して、キャリアの構築について理解を深めました。

参加した立野さんは、「4日間という短い期間でしたが、非常に充実した経験になりました。参加した日米の学生は皆優秀で、既にNPOを立ち上げている学生や、大学に通いながら日米の教育交流を推進する仕事をしているメンバーもおり、知識量だけではなくその行動力に刺激を受けました。また、アメリカ上院議員や国務省、日本の外務省、シンクタンクやアメリカの大手新聞のトップ記者、第二次世界大戦をアメリカで経験した日系アメリカ人など、日米関係の様々な分野の第一線で活躍している専門家による講義やワークショップが行われ、最新の日米情勢のみならず、キャリアの考え方や仕事への思いなど、多くの学びを得ることができました。
特に印象的だったのが、ある専門家が日米関係における未来志向の重要性を指摘していたことです。本年5月のオバマ大統領の広島訪問に対して退役軍人の組織から批判の声があがらなかったことを例にとり、日米関係は国益追随型から国際平和を求めた未来志向の関係性に変化しているという話があり、興味深く感じたとともに、この平和的潮流をリードしていくのは私たちの世代だと実感しました。
会議中、様々な場面で意見を求められることがありましたが、GCPで、英語力や論理的思考力を鍛えていたのでネイティブスピーカーの多い環境の中でも、自信をもって、英語で自分の意見を述べることができました。また、法学部中山雅司教授のゼミで国際法や国際関係論を学んでいたので、専門的な話題にもついていくことができました。
メアリーボールドウィン大学での交換留学生活も残り半年ほどとなりましたが、これからも勉学を根本に、たくさんの友達と様々な活動に挑戦し、世界で活躍できる力をつけ、将来は外交を通じて世界平和に貢献していきます」と語りました。

TOMODACHI大和ハウス学生リーダーシップ会議は、2011年3月11日の東日本大震災の発生を受け、米軍と日本の自衛隊が「トモダチ作戦」を通じて東北地方での緊急人道救援活動において協力し、成功を収めた時の協力と友情の精神を基盤に開始されたTOMODACHI イニチアティブの一環であり、公益財団法人 米日カウンシルと東京米国大使館が主導し、日本政府および日米の企業、団体、個人から支援を受けています。日米関係の強化に深く関わり、互いの文化や国を理解し、より協調的で繁栄した安全な世界への貢献と、そうした世界での成功に必要な、世界中で通用する技能と国際的な視点を備えた日米の若いリーダー「TOMODACHI世代」の育成を目指しています。

ページ公開日:2016年10月23日