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2016年10月21日

青森県青森市で「勇気の証言—ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」が開幕しました (10月30日まで開催)

ナチス・ドイツのユダヤ人大量虐殺の歴史を振り返り、平和と人権について考える「勇気の証言—ホロコースト展 アンネ・フランクと杉原千畝の選択」の青森展が10月21日、青森県青森市の青森産業会館で開幕しました。

この展示会は、1994年から2007年に全国73会場を巡回した「勇気の証言—アンネ・フランクとホロコースト展」に続くもので、本学と国際的な人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」の共催によるものです。昨年10月に東京芸術劇場(東京都豊島区)をスタートに、広島展、創価大学展、北海道苫小牧展、敦賀展とこれまで全5会場で開催しました。

今回の青森展では、大使館をはじめとした12団体からの後援、3団体からの特別協力等のもと、25点の物品・101点のパネル等を集めての展示会となりました。

展示は「ホロコーストの歴史」、「アンネ・フランクと杉原千畝の選択」、「私からはじまる『人権』」の3章立てとなっています。ホロコーストの歴史と、外務省の指示に反して約6,000人のユダヤ人らに日本通過を許可する「命のビザ」を発行した日本人外交官・杉原千畝、そして、「アンネの日記」の著者であるユダヤ人の少女アンネ・フランクの生涯を紹介するもの。30歳のヒトラーがユダヤ人排除の計画概要を記したサイン入り書簡のレプリカや、ユダヤ人一家が保管していた「杉原ビザ」と渡航関連品などの貴重な資料が公開されています。
今回のオープニングには、青森県・青山祐治副知事、東奥日報社・塩越隆雄社長、青森公立大学・香取薫学長、青森市教育委員会・成田一二三教育長、鷹山宇一記念美術館・鷹山ひばり館長、本学・田代康則理事長を始め、約150名が参加しました。

<参加者の主な声>
  • 「人類が悲惨な歴史を繰り返さないためには、展示会を訪れた県民の皆様が過去の出来事の真実を知り、アンネ・フランクと杉原千畝の2人の人生を通じて人権と平和についてあらためて思いをはせる一助になれば幸いです」
  • 「人間の歴史は、戦争の歴史であります。この展覧会を通じて、宗教の争い、民族の争いをはじめとする人間がもっている根源的な差別の心について考えていただければ大成功の展覧会になると確信いたします」
青森展の概要は下記の通りです。

■「勇気の証言 — ホロコースト展」
【開館時間】10月22日~30日 10:00~20:00
      [10月30日]10:00~17:00
【会場】 青森産業会館(青森県青森市第二問屋町4丁目4番1号1)
【主催】 「勇気の証言─ホロコースト展」実行委員会
【共催】 創価大学、サイモン・ウィーゼンタール・センター
【後援】 フランス大使館、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館、イスラエル大使館、オランダ王国大使館、リトアニア共和国大使館、オランダ王国大使館、ポーランド共和国大使館、アメリカ大使館、駐日欧州連合代表部、国連広報センター、NPO杉原千畝命のビザ
【特別協力】東奥日報社、青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、エフエム青森
【協力】 創価学会平和委員会
【問い合わせ先】 同展 実行委員会事務局(創価大学企画広報課)
【Eメール】:publicrelation@soka.ac.jp
【ウェブサイト】:http://www.soka.ac.jp/campuslife/holocaust/
ページ公開日:2016年10月21日