• NEWS
  • 「人間の安全保障学会」第6回研究大会のポスターセッションで、本学法学部生3名が優秀賞に選ばれました

2016年12月11日

「人間の安全保障学会」第6回研究大会のポスターセッションで、本学法学部生3名が優秀賞に選ばれました

12月10日(土)、11日(日)の2日間、本学中央教育棟にて、「人間の安全保障学会」第6回研究大会が開催されました。本学会学生部のポスターセッションでは、本学法学部中山雅司ゼミの中村茜さん、西條弘子さん、草竹由香さんのグループが応募したポスターが優秀賞(第2位)に選ばれました。学会2日目午後のシンポジウム冒頭で、表彰式が執り行われました。

優秀賞に選ばれたポスターでは、「How to create Human Security through Islam and Arabic culture」と題し、テロとは何か、頻発するテロが巻き起こすイスラム教への偏見をどのように乗りえていけるか、そして、人間一人ひとりに光を当てていく「人間の安全保障」は、本当の意味で普遍的なものであるのかについて言及しました。また、世間の風評に左右されることなく、自身の目で真実を見極め、「対話」とともに「異文化から学ぶ」という視点が重要であることを訴えました。

ポスターを作成した中村茜さんは「今回のポスターセッションの挑戦は、創価大学の留学生や私たちが留学中に出会ったイスラム教・アラブ圏出身の友達の存在がきっかけとなりました。準備の段階では、友達から率直な意見、学会の場では、教授や研究者からよりアカデミックなアドバイスや鋭い指摘をいただくことができました。アラブ文化には、『私とあなたは違う存在である。しかし、繋がっている部分が必ずあり、尊重し、理解しあうことができる』という考え方があります。学んでいく中で今まで知らなかった、たくさんの学ぶべき思想に出会うことができました。自分自身の無知と闘い、本質を見極める目をもつために、さらに学びを深めていきます」と語りました。
3名は昨年1月から9月まで、法学部の留学プログラムで、イギリス バッキンガム大学に留学しました。ポスターの内容は、学部の専門科目「Peace Studies」やゼミの授業で扱ったテーマを掘り下げて完成させました。
ページ公開日:2016年12月11日