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2016年12月15日

ロシア・モスクワ大学のヴィクトル・A・サドーヴニチィ総長が本学で講演しました

12月15日(木)、本学本部棟の国際会議場にて、モスクワ大学のヴィクトル・A・サドーヴニチィ総長による講演会が開催され、田代康則理事長、馬場善久学長をはじめ、教職員・学生ら約100名が参加しました。

1975年に本学とモスクワ大学は学術交流協定を締結。1990年には文学部にロシア語を学ぶコースを開設するなど、これまでにロシアの交流大学は10大学に広がり、500名以上におよぶ学生交流や共同研究事業等の教育・研究交流を重ねてきました。
こうした実績が評価され、本年6月には、ロシアの言語教育や文化、芸術等の普及に取り組む拠点として「ロシアセンター」が設置されました。

講演会では、馬場学長があいさつに立ち、モスクワ大学から来学した、サドーヴニチィ総長、ニコライ・ショーミン副総長、ユーリー・マゼイ副総長ら一行を紹介しました。続いて、サドーヴニチィ総長が「大学の使命とモスクワ大学の取り組み」をテーマに講演。大学には、①教養ある人を輩出する②科学技術の先端を担う③社会や文化・環境などを結びつける 役割があり、世界とともに未来を構築する使命があると述べました。また、モスクワ大学の研究成果の一環として、人工衛星などの宇宙開発やスーパーコンピューターを軸とした科学技術の取り組みを紹介。最後に、「これまで以上に両国の大学の交流に尽力していきたい」と語り、講演を締めくくりました。
講演後、一行は「ロシアセンター」を視察し、キャンパスをあとにしました。

参加した学生は、「エネルギー、医療などの社会問題の解決のため、モスクワ大学では科学技術の分野に力を入れているとの話を聞き、これから起こる問題を予測し、主体的に学ぶ姿勢が大事であると感じました。世界トップクラスの大学の取り組みを知る貴重な機会となりました」と語りました。
ページ公開日:2016年12月15日