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2017年06月11日

内閣府主催の青年国際交流事業「シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズ」(SWY)に本学学生3名が参加しました

内閣府が主催する青年国際交流事業の一つである、次世代グローバルリーダー事業「シップ・フォー・ワールド・ユース・リーダーズ」(SWY)に、本学の大橋秀夫さん(法学部・3年)、坂口智春さん(経済学部・3年)、杉山咲良さん(経済学部・3年)の3名が参加しました。

本事業は、様々な研修や交流を通じて、異文化対応力を高めるとともにリーダーシップを身につけ、社会に貢献できる青年の育成を目的にしています。
様々な国から集った青年代表たちと、日本の青年が世界的な視野にたち、互いに学び合い、共通課題についてディスカッションをする約1か月の陸上と船上におけるプログラムです。29回目となった今回は、日本を含めた11ヵ国から約240名が参加し、2017年1月30日~3月4日までの34日間ともに暮らしながら、各国の文化紹介やディスカッションなどを行い、様々な活動を通じてリーダーシップや異文化理解を学びました。また、訪問国活動として、ニュージーランドとフィジーの2か国に寄港し、各地の施設等の訪問や現地の青年との交流等を行いました。

6月11日(日)には、国立オリンピック記念青少年総合センターで帰国報告会が行われ、日本からの参加者を代表して、本学の大橋さんが「コース・ディスカッション(責任あるツーリズム)」について発表しました。出身国や専攻、社会経験が異なる青年たちと様々な角度から、観光業の持つ負の影響をどのようにプラスの方向に変えていくかということを議論したことを紹介し、「物事を考える視野が広がったとともに、ディスカッションを通してリーダーシップスキルを向上させることができました」と述べました。

参加した3名からは次のような声が寄せられました。

■大橋秀夫さん
本事業では、5大陸から集った青年が1つの船の中で生活を共にし、「小さな地球」のような体験をしました。各国それぞれに文化があり、日本での当たり前が他国でも当たり前だとは限らないということを、身をもって感じました。しかし、相手と向き合って話をすることで、お互いの文化について理解を深めることができ、「顔を合わせた交流」の重要性を感じました。将来はこの経験を活かし、国境を越えた人的交流の促進に貢献したいです。

■坂口智春さん
生活はもちろんのこと、学術作法の文化も違う、正解がない中で、協調を計りながらリーダーシップを発揮することの難しさと同時にグローバル化が進む社会において、その必要性を体感しました。私がリーダーを務めた防災活動のための人材育成(DRR)コースで、災害発生時の行動、防災学習を船上と訪問国で行いました。この事業で得た異文化における適応力、リーダーシップ、さらには防災の知識を地域に還元していきます。

■杉山咲良さん
世界の青年たちとの1ヶ月の船上生活を通し、多様性を考える視点や、経済、教育、政治等の分野への問題意識など、多くを学ぶことができました。今後は、幅広い興味を持ちながら学び続けていくと共に、多様性溢れる社会の発展に貢献できる人材を目指します。
ページ公開日:2017年06月11日