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2017年08月23日

本学がタイ王国・タマサート大学との共同セミナーを開催

本学とタイ王国・タマサート大学教養学部とで、「創価大学タイ事務所」開所(昨年6月)及び本学国際教養学部との学部間交流1周年記念の意義を込め、817(木)、タマサート大学において、共同セミナーを開催しました。

本セミナーは、「平和と共生の哲学」と題して開かれ、ノーラニット・セータブット評議会議長およびダムロン・アドゥンヤリティクン教養学部長をはじめタマサート大学関係者、本学の田代康則理事長、高橋一郎国際教養学部長らが出席し、約80名が参加しました。

ノーラニット評議会議長は、「両大学で学術的なセミナーを開催できたことを嬉しく思います。タイは上座仏教の国ですが、人々は仏教に深い理解を持っております。創価大学が大乗仏教の哲学を根底に創立されたことは大変に興味深く、タイ人も非常に関心があると思っております。本日のセミナーを通して創価大学の教育哲学を学べることを期待しております」と語りました。
次にダムロン学部長が、「現在、世界では宗教間の争い、暴力、差別などは混迷の度を深めております。こういった宗教間の諸問題をどう解決していくかが非常に重要です。世界の平和に貢献する人材を育成することが両大学の使命でもあります」と述べました。

 

続いて、本学の田代理事長が「創価大学と創立の精神―知恵、勇気、慈悲の重要性」とのテーマで、国際教養学部の高橋学部長が「平和と教養教育」と題して講演しました。

参加したタマサート大学の学生は、「人間主義を掲げる創価大学で学びたいと考えています。創価大学がタイの国とこれほど深い関係にあったとは知りませんでした。これからもタマサート大学と創価大学の交流が発展することを願っています」と感想を述べました。

ページ公開日:2017年08月23日